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陽が昇るまで。陽が沈むまで。

2006.05.24 (Wed)

誰にでもきっと、忘れられない恋の想い出がある。
視線が交わった瞬間から相手のことを知りたいと思い、話せば話すほど、もっと話したいと思う。
そうやって夜を明かしたのは、一体いつのことだったか・・・。

 恋人までの距離 ( ディスタンス )
( 1995年/アメリカ 原題:BEFORE SUNRISE )
【監督・脚本】 リチャード・リンクレイター
【脚本】 リチャード・リンクレイター/キム・クリザン
【撮影】 リー・ダニエル
【出演】 イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー



現在開催中のカンヌ映画祭で、コンペ部門ある視点部門 へ2作品をエントリーし、
今年の話題の人となっている、リチャード・リンクレイター 監督。
コンペ作品は、ファーストフード業界の裏側を暴いた問題作 ファーストフード・ネイション
ですが、今から10年前のこの作品に、胸キュンした方も多いのでは? それは・・・?

More・・・



パリ行きの列車の中で、偶然出会った若い男女。
アメリカ人の ジェシー ( イーサン・ホーク ) と、
フランス人の セリーヌ ( ジュリー・デルピー )
学生同士の彼らは、時がたつのも忘れ、食堂車で語り合います。
惹かれあうのに、理由はいらないー。
気ままな旅の道中で、突然、思いつくままに途中下車をする2人。
見知らぬウィーンの街を、夜通し歩きながら語らう彼らに残された時間は、 夜が明けるまで 。
話せば話すほど、2人の距離は近くなって・・・。




そして、9年後ー。
パリの街角の本屋で、ジェシーセリーヌ は再び出会います。
色褪せることのないあの日の記憶を胸に秘め、どちらからともなく歩き出す2人。
少しためらいがちな会話は、互いにあの頃の面影を探しているかのよう。


別々の人生を歩む彼らに残された時間は、 陽が沈むまで
話せば話すほど、2人の心は切なくなって・・・。


 ビフォア・サンセット ( 2004年/アメリカ 原題:BEFORE SUNSET )
【監督・脚本】 リチャード・リンクレイター
【脚本】 リチャード・リンクレイター/ジュリー・デルピー/イーサン・ホーク 【撮影】 リー・ダニエル
【出演】 イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー





ビフォア・サンライズ 。そして ビフォア・サンセット
リチャード・リンクレイター 監督って、本当はすごいロマンチストなんだと思う。
だって、こんなに素敵なタイトルを思いつくんだもの!

この2本の映画は、全編ほとんどが2人の会話のシーンで成り立っている、
インディペンデントな感性が息づいた、大胆でセンチメンタルな作品。
あの後、2人は一体どうなったんだろうと、思い描いて9年待ちました。


実際に9つ歳を重ねて再び出会った、映画の中の ジェシーセリーヌ
その目尻に刻まれたかすかなシワは、確かに2人の間に 「 9年 」 という歳月が
流れたことを物語っていました。
お互いの胸の中には、あの日の彼と彼女が色褪せることなく生きているのだけど、
いざ再会するとなると、ちょっと怖い。
ふけたと思われるんじゃないか? がっかりされるんじゃないか?
話が合わなかったらどうしよう・・・?
自然と探り合う会話から、いつの間にかまた強く惹かれている自分に気がついて、
ふと我に返ると、どうしようもない現実が苦しくて、切なくて、胸が潰れそうになる気持ち・・・。



まるで、たくさんの大切な思いをきちんと整理してしまっておいた心の引き出しを
何気なく開けてしまったら、忘れられない恋の思い出と再会してしまったみたい。
閉めるに閉められなくて、取り出しては眺めてみたり。
でも、最後はまた元の位置に戻して仕舞っておくんですよね。
大切に、そしてまたいつか取り出せるように。

スッキリ捨ててしまえる人もいるけれど、かけがえのない出会いは、
胸の中に大事に仕舞っておいてもいいんじゃないかな。
きっと、その人からたくさんのものを与えられ、たくさんのことを学んだはずだもの。
ラストシーンで、セリーヌを見つめるジェシーの表情は、何度見ても胸がキュウ~ッと痛くなる。
そうやって観客の心をワシづかみにしてしまった、リチャード・リンクレイター 監督。
う~ん、こりゃタダモノではありませんよっ、この方は。
これからの新しいハリウッドを担う、若き才能。 
本当に、今後が楽しみな監督さんのひとりです。

さて、カンヌも中盤にさしかかり、コンペ部門も白熱してきたようですね。
まぁ作品を観ていないので予想はできませんが、
リンクレイター監督は2部門にエントリーしています。

コンペ部門ファストフード・ネイション は、
アメリカでベストセラーとなった同名ノンフィクション本
( 邦題:「 ファーストフードが世界を食いつくす 」 ) をベースに脚本が
書かれた、フィクション作品。
→「 ファーストフード・ネイション 」 公式ホームページ ( 英語 ) へ




ある視点部門スキャナー・ダークリー は、キアヌ・リーブス が主演。
わたしもチラッとTVで見たのですが、映像がCGによって特殊加工されているため、
油絵が動いているような、アニメーションにも似た不思議な作品。

→ 「 A Scanner Darkly 」 公式ホームページ ( 英語 ) へ

さぁ、期待のクリエイター系監督が放つこの2作品、
今年の審査委員長、ウォン・カーウァイ の目にはどう映るのかしら?
授賞式は、いよいよ今週末と迫ってきましたねっ。 審査の行方が、楽しみです!

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テーマ : 30代のライフスタイル - ジャンル : ライフ

23:03  |  女性必見!の映画  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

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恋かぁ・・・

恋と愛の違い・・・昔は分からなかった。
今ではどうなんだろう。
もう枯れちゃったからなぁ(笑)

でも、今でも恋はしますよ。
お気に入りのモデルさんに。
ファインダー越しの擬似恋愛かな・・・悲しい(爆)
そして、今回も本題とは何も関係がなかった。
ZEISS |  2006.05.24(水) 23:11 | URL |  【編集】

これ、私の親友が(二作品とも)大好きで全部私に内容を話しちゃったんですよ。
「ネタバレとか、そういう映画じゃないから」とかいって。
彼女からは「ミリオンダラーベイビー」のラストも聞かされてしまい
ぶん殴ってやろうかと本気で思いました。
ペッタンコ |  2006.05.25(木) 03:43 | URL |  【編集】

遅レスでスミマセン!

★ZEISSさん、こんばんはぁっ♪ 
おおっ、「恋」にビビッと反応して下さったあたりがニクイっ(笑)
そんなぁ~、枯れちゃったなんて言いっこなしですよっ。
「恋」は、人を美しくしてくれますものっ! ホ~レ、わたしなんてこのとおり!
(←見えない、見えないってばぁ!(笑))
えっ?ファインダー越し?? わたしなんて、ブラウン管越しにタッキーに恋してますよっ♪


★ペッタンコさん、ブブブッ、素晴らしい親友をお持ちなのですねっ(笑)
でも、わたしは結構そのお友達に近いかもしれませんよっ。
良い映画をみると、つい興奮して語りたくなりますから迷惑がられちゃう(笑)
せめてブログでは見る楽しみを残そうと、これでもグッとガマンしてるんですけどね。
そうですかぁ~「ミリオン・・・」のラスト、聞いちゃったのはイタイですねー!!
あれは、ある意味ショックな内容でしたものね~っ。
あああっ!わたしには、「エターナル・サンシャイン」のラスト言わないでくださいよぉっ(笑)
Carolita |  2006.05.26(金) 20:11 | URL |  【編集】

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