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イタリアの「スタンド・バイ・ミー」

2006.07.23 (Sun)

終業式を向かえ、夏休み ですね~。 
さぁ、子供たちにとっては、冒険の季節 の始まりです!
あるひと夏の経験が、心を大きく成長させてくれることさえあるかもしれません。
この映画は、黄金色の草原で、忘れられない夏を過ごした子供たちの物語。

ぼくは怖くない  ( 2003年/イタリア 原題:IO NON HO PAURA )
【監督】 ガブリエレ・サルヴァトレス
【原作・脚本】 ニコロ・アンマニーティ
【音楽】 エツィオ・ボッソ
【出演】 ジョゼッペ・クリスティアーノ/マッティーア・ディ・ピエッロ
     /アイタナ・サンチェス=ギヨン/ディーノ・アッブレーシャ
     /ディエゴ・アバタントゥオーノ


それは、夏の夜にスリリングな冒険をした、まるでイタリア版 スタンド・バイ・ミー 。 
さて、その内容は・・・?

More・・・

そこは、見渡すかぎり一面に黄金色の麦畑が広がる、
南イタリアの田舎町。
少年少女たちにとって背丈よりも高い麦穂は、
絶好の遊び場で秘密基地。



いつものように、仲間や妹と丘の上の廃墟で遊んでいた10歳の ミケーレ ( ジョゼッペ・クリスティアーノ ) は、ある日偶然、地面に草木で隠された 秘密の穴 を発見します。

好奇心からのぞいてみると、なんとそこには鎖につながれた少年の姿が!
驚きと恐怖で一度は逃げ出したものの、それ以来あの穴が気になって仕方がない ミケーレ は、
数日後、ひとりで再びあの のある廃墟へ出かけるのですが・・・・




ある夏の日の午後、見てはいけない 秘密 を発見してしまった少年。
誰にも告げられず、頭の中はあの “ ” のことでいっぱい。
時間が経てば経つほど想像は広がり、“ ” の秘密に魅了されていく、幼い心。

「 あの少年は、いったい何者なんだろう? 」
「 どうして鎖につながれていたの? 」


本当のことが知りたくて知りたくて、彼の小さな胸の鼓動が高鳴るたびに
わたしの鼓動も早くなる。
そうしていつの間にか、少年と同じ目線で、物語に引き込まれていきました。



監督は、舞台監督出身の ガブリエレ・サルヴァトレス 。 
その映像は輝くほど美しくて、比喩的。
例えば、闇に包まれた“穴”の中に差し込む太陽の光を、真っ暗な舞台に
スポットライトが当たっているかのように見せる演出には、
まるで舞台の芝居を、映像で観ているような錯覚を覚え、大いに想像力をかきたてられます。

また、主人公の少年の名が、カトリックで 聖ミカエル つまり 大天使 を意味する
イタリア語 ミケーレ というのも、興味深いところ。
スクリーンいっぱいに広がる映像美と、賛美歌を思わせるクラシック音楽は、
わたしの心を安らかにしてくれました。

やがて、真相が明らかになるにつれ、物語は思わぬ方向へ。
たわいもない少年の小さな秘密は、やがて大人の大きな秘密へとたどり着き、
幼い心は、今にも押しつぶされそう。
そしてついに、本当の勇気 を試される瞬間が訪れるのです・・・。



ぼくは怖くない は、南イタリアの片田舎を舞台に、
ひと夏の経験をした少年の心の成長を、まるで書き下ろしの戯曲を観ているかのように瑞々しく、
しかもサスペンス・タッチで描いた秀作。

この、なんとも言えない清められたような不思議な感覚にさせられる、
ちょっと変わった イタリア版スタンド・バイ・ミー
真夏の夜に、ぜひおススメしたい一本です。




banner_02.gif

テーマ : 雑記 - ジャンル : 日記

11:31  |  イタリア映画  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

Comment

タイトル

この映画、テレビで放送されたものを見ましたよ。ミステリアスな穴に住む少年が、実は~という、予想していなかった展開に、後半はドキドキしながら見ました。
個人的に、唯一気に入らないのはタイトルです。原題を直訳しているので、間違えではないのですが、『ぼくは怖くない』というタイトルにインパクトが無くて、最初Carolitaさんの記事を読み始めて、見たことが無い映画だと思っていました。読み進めて行くうちに、あの映画か!と、気がついたのです。
オルサ |  2006.07.24(月) 00:12 | URL |  【編集】

ども、ヤンです。
この映画、私は大好きです。
特にラストシーンの美しさ。カノンの調べと少年達の美しさ。
この映画はスクリーンで見ましたが、その美しさには圧倒されました。
ミケーレは、大天使という意味でしたか、、知りませんでした。
母親が、「いつか大きくなったらこの町を出るように」と約束させ、「私にもどうしようもないのよ」、とさめざめと泣くシーンは印象的でした。しかし、ミケーレは逃げませんでした。彼の「本当の勇気」が、小さな友人を守り、父を助け、村を救ったのですね。見ていて、心が洗われるようでした。

トラックバックをしようと思いましたが、なぜだか上手くいきません。
残念。

それじゃ、また。
ヤン |  2006.07.25(火) 00:01 | URL |  【編集】

こんばんはっ♪

★オルサさん、ほんとそうですよね、タイトルにインパクトがない!
タイトルって大事ですよね~。たまにヘンな邦題もありますけどっ(笑)
それで、見るのを止めた方もいるかもしれませんよね。
わたしもTVで見たんですよ! だんだん引き込まれていって、
最後には身を乗り出して、ハラハラ見てました。
イタリア映画らしさもよく出ていますが、一般的な映画監督さんとはまた違った
舞台っぽさが生かされていて、ホント、見てよかったですよ!


★ヤンさん、いらっしゃいませっ♪
映画館で? うわぁ~いいなぁ! 特にラストシーンは、圧巻でしたね!
まるで天からやわらかな光が降りてきて、天使を迎えにきたようで・・・。
見ているときから、「ミケーレ」という名に聞き覚えがあったんですよ。
それで後で調べてみたら、やっぱりそういう意味で、細かい部分に合点がいきました。
ほんとにおっしゃるように心が洗われて、神々しく、安らかな気分になりましたよ。

T/B、ごめんなさいねっ。間違いなく、わたしの方に原因があると思いますっ。
管理画面を調整してみますので、またチャレンジしてみてくださいね。
Carolita |  2006.07.25(火) 21:21 | URL |  【編集】

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