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秋に観たい大人のロマンス

2006.10.01 (Sun)

10月 になりましたね。
夏の気配を引きずっていた9月とは変わって、街行く人々の装いも街路樹も、
グッと 秋色 が濃くなるこれからの季節は、わたしが一年で一番好きな季節。
さて今日は、あの 名曲 と共に イタリア でひと夏の恋をした、
大人の切ないラブ・ロマンスをご紹介します。

旅愁 ( 1950年/アメリカ 原題:SEPTEMBER AFFAIR )
【監督】 ウィリアム・ディターレ
【脚本】 フリッツ・ロッター
【音楽】 ヴィクター・ヤング
【出演】 ジョセフ・コットン/ジョーン・フォンテイン/ジェシカ・タンディ
     /フランソワーズ・ロゼー/ロバート・アーサー



これは、秋になるとわたしが 慕情 ( →レビューはココをクリック) と並んで、
必ず観たくなる大好きな映画です。
さて、その内容は・・・?

More・・・

ファーストシーン、カメラがゆっくりと映し出すのは、モノクロのローマ。
ロマンスは、この歴史ある街から始まります。
ニューヨークへと向かう帰国途中の旅客機で、偶然、隣に同士に座った、
技師の デヴィッド・ローレンス ( ジョセフ・コットン ) と、
ピアニストの マニーナ・スチュアート ( ジョーン・フォンテイン )
2人を乗せた飛行機は、出発してまもなくエンジントラブルのため、
ナポリ空港で一時足止めされてしまいます。

意気投合した デヴィッドマニーナ は、
待ち時間を利用して出発までひとときのナポリ観光へ出かけることに。
しかし、羽を伸ばしすぎてしまい、予定より早く出発した飛行機に乗り遅れてしまうのです。

美しいナポリの街に見せられた2人は、そのまま数日間、ナポリに滞在。
お互いに気の合う友人同士として割り切っていたはずなのに、
自然のままに惹かれあっていく、2人・・・。
しかし、妻子ある デヴィッド を思うと、マニーナ の心は揺れ動きます。
そんな時、2人が乗り遅れた飛行機が墜落事故にあったと新聞で知ることになって・・・?




ローマ、ナポリ、ポンペイ、フィレンツェ、カプリ島・・・。
リゾート地での出会いは、それだけで相手を輝かせて見せるもの。
この地で綴られた歴史に思いをはせ、お互いが出会った偶然を振り返る時、
つい、何かに導かれたような運命を信じたくなる気持ち・・・。
貴方にも、そんな経験はありませんか?




白い壁の街並みや青の洞窟、碧い地中海を見渡すレストランで食事をし、
古い蓄音機から流れる、名曲 セプテンバー・ソング で恋に落ちた2人・・・。

5月から12月までは長い月日だけれど 9月になると日々は短くなる。
秋の気配が木の葉を赤く燃え立たせる頃、もう待つことを楽しむ時間はない。
残りの日々は少なく 貴重なものになってゆく。
9月から11月へと この大切な日々を君と共に過ごそう。
大切な日々を君と共に・・・。


レストランの女主人がさりげなく2人のために差し出したのは、
その昔、戦死したアメリカ兵が残していったという、古いレコードが詰まったアルバム。
そのはからいが、なんとも粋でステキなんですよ。 
言葉にしなくても、ただ黙ってレコードを聴いている2人をみれば、全てが分かる。
そんな、とてつもなくロマンティックでクラシカルなシチュエーションを盛り上げてくれるのが、
全編で繰り返し流れる、美しい音楽の数々。
そこには、2人の語り尽くせない思いや迷いが込められているようで、何度観ても、
胸がいっぱいになります。



障害 があるからこそ、燃え上がる もあるのですね。
許されないとわかっていても、止められない大人のロマンスには、
ただ愛するだけではどうすることもできない 現実の切なさ がいっぱい。
でも、大人の2人には、きっと初めから分かっていたはず。
めくるめく夏は終わり、やがて木々が赤く色づく秋がやってくることを・・・。

別れの言葉を、女に 言わない 男の優しさと、男に 言わせない 女の優しさ。
いつの時代でも、ヒロインはやっぱり潔い。
うんうん、わたしもいくつになっても、そんな女性でありたいなぁ。

旅愁 は、夏のイタリアを舞台に、許されない恋をした大人の切ないラブ・ロマンス。
日焼けの後も消えないうちに、また旅心をかきたてられる一本です。
特に、ひと夏の忘れられない思い出をお持ちの貴方は、ぜひどうぞ (笑)

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テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

23:16  |  クラシック名画  |  Trackback(0)  |  Comment(5)

Comment

大好きです。

このころの映画っておしゃれですよね~~
ロマンスの秋だわ!
わたしもこういうのに憧れます。
Caroさ~~~ん、はやく相手を探してくださいよ~~

慕情が旅情で哀愁がただよってくるのが好みです。わけわかめ~~~
べぶ |  2006.10.01(日) 23:58 | URL |  【編集】

私は一字違いで「旅情」が大好きです。
あれでキャサリンヘップバーン大好きになりました。
そういえば翻訳家の戸田さんはジョセフコットン大好き人間ですね。
久々にモノクロ映画もいいな。
ペッタンコ |  2006.10.02(月) 02:35 | URL |  【編集】

こんにちは~。

★そうそう、ロマンスの秋ですよ!べぶさーんっ♪
我らのツボをくすぐるモノクロロマンス映画。
わたしもあんな恋がしてみたいわ! (←問題発言っ(爆))

わたしのまわりの九州男児は、べぶさんを満足させられるかしらぁ?
イケイケエレガンスのじゃじゃうまならしは、一筋縄ではいきません!
世の男性陣にも、もっと修行してもらわなくっちゃあね!

>慕情が旅情で哀愁がただよってくる

うんうん、わかるわかる。。。(←ほっほんとかいな??(笑))


★ペッタンコさん、「旅情」のヘップバーンも最高ですよね!
オードリーより、わたしはキャサリン派です。
戸田奈津子さんは、一度お会いしてみたい~! 
ジョセフ・コットンがお好きだったんですね~。
ちょっと前に来日していたトム・クルーズの通訳をされているお姿をTVで拝見しましたよ。
スターに引っ張りだこの戸田さん、古き良き熱き香り漂う、数少ない映画人のひとりですね。
是非長生きしていただきたいですっ。
Carolita |  2006.10.07(土) 16:49 | URL |  【編集】

この映画は観ていない。あなたの感想がまた凄くうまい。実に美味い文章で観る気にさせる。観よう。 
ジョセフ・コットンは「第三の男」で観た。渋い、実に渋い。
スイスにいるオーソンウェルズフンする友人に会いにくる。そして、彼の彼女アニタ、ヴァリにほのかな愛をいだく、これがなんともいい。すばらしい。知性的で少しセクシーなジョセフ・コットンが凄くいいんだなあ。
phootht |  2007.01.06(土) 20:45 | URL |  【編集】

★phootht さん、こちらもコメントありがとうございます!
ジョセフ・コットン、渋いですよね。この映画では男っぽさと同時に、
迷う男のためらいみたいな弱さも垣間見えて、いいですよ。

このDVDは、本屋で名画500円コーナーで手に入れたものです。
古い映画には見ていないものがたくさんあるんですよ。
拙い文章ではありますが、お褒め頂いて素直にうれしいです。
ありがとうございました。
Carolita |  2007.01.08(月) 09:49 | URL |  【編集】

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