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「リトル・ミス・サンシャイン」

2007.02.11 (Sun)

どうしても観ておきたかった、この一本。
博多でのレイトショーは今週だけだったので、がんばって仕事帰りに行ってきました!
それにしても、平日のレイトはガラガラですね~っ。
今週は忙しかったけれど、これでストレス解消です。
劇場は、シネ・リーブル博多駅にて。 

リトル・ミス・サンシャイン
( 2006年/アメリカ 原題:LITTLE MISS SUNSHINE )
【監督】 ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス
【脚本】 マイケル・アーント
【出演】 グレッグ・キニア/トニ・コレット/スティーヴ・カレル
     /アラン・アーキン/ポール・ダノ/アビゲイル・ブレスリン



さて、その感想は・・・? ( ネタバレはありません )

More・・・

遠くから見ても、パッと目を引く 真っ黄色のポスター
オンボロの ワーゲンバス に、走って乗り込もうと慌ててる家族の様子が、ちょっとカワイイ。
運転席にはパパ。 後ろから押すお兄ちゃん。
必死に走る妹や叔父さんやママを、ドアを全開にして迎え入れようとするグランパ。
幸せを運ぶ黄色いバス に乗り込んだ6人は、家族という名の 運命共同体 みたい。
それぞれがいろんな考え方を持っていて、それぞれが挫折を味わって、
時にはぶつかってバラバラになっても、最後はやっぱり同じバスに乗って家路に着くのかな。

誰か一人でも乗り遅れたら、家族じゃなくなるから捜しに行こう。
誰か一人でも乗らないと言ったら、乗るまでじっと待つことだってできる。


だから、家族の間には、「勝ち組」や「負け組」なんて存在しない。
みんな落ちこぼれでも構わない。 どんな姿でも、やっぱり切り捨てたりできない。
それが、家族の絆 ってものなのだから!

あらすじ は、
『 リトル・マイ・サンシャイン 』 2006.9.16 過去記事へ






語弊があるかもしれませんが、分かりやすいようで、分かりにくい作品ですね。
「 分かりにくい 」 と書いたのは、常識的に考えれば、みな俗に言う 負け組 のはずだから。
なのに見終わった後、何か もっと大切なものを得たような充実感 で満たされてしまうんです。

ストーリーが複雑なわけでもなく、映像に凝っているわけでもありません。
ただ、フーヴァー家ひとりひとりの人生にきちんとスポットを当てて見せてくれる ことで、
さりげなく、何かを感じたり、考えたりする余地を残しておいてくれるのですよ。
グレッグ・ギニア、 ポール・ダノ をはじめ、俳優達がみなちゃんと自分の役割を果たして
いるからキャラクターも立っているし、会話の絶妙な間とかけ合いは、
何度もニヤリと笑わせてくれるし、時々ポツリと放たれるセリフは、心にストンと落ちてくる。
押し付けがましいメッセージとは違い、スッと心になじんだ気がして、
そこが、とても心地良かった気がします。




今時の家族には、みんなで何か 同じ目的 を持って突き進むという機会が、
少なくなっているのかもしれませんね。 その点、フーヴァー家の目的はひとつ、
末娘オリーヴをカリフォルニアのミスコンに出場させること。
他人から見れば、どうでもよさそうに思えることでも、身内にとっては一大事なのです!

「 家族の夢を、家族が応援する。」 

それは、お互いを信じ、思いやる心がなければ、決して生まれない気持ち。
忘れがちだけど、とっても大切なこと。

狭いワーゲンバスに、家族6人がギュウギュウ詰めに乗り込んで出かけたロード・トリップは、
ハプニングの数だけ、ちょっとづつ を深めた、落ちこぼれ家族のドタバタ軌跡。
その旅の結末は、きっと貴方をホンワカした気分にさせてくれますよ!




リトル・ミス・サンシャインは、アメリカ社会の現実をシュールな笑いに包んだ、
質の高いハートフル・ロード・ムービー。

黄色いリボン黄色いハンカチ・・・。
やっぱり 黄色 は金運だけでなく、縁起の良い色なのでしょうねっ。
今年の アカデミー賞 で、低予算作品でありながら、なんと 作品賞ノミネート という
快挙を成し遂げたこの作品、この調子で、大金星 を挙げることができるのか~っ??
その結果にも、ぜひ注目したいですねっ!

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

01:23  |  アメリカ映画  |  Trackback(1)  |  Comment(15)

Comment

成る程、“黄色”ですね?

何とか観たいと思ってます。ですので、Carolitaさんの名文も、薄目でザーッと流し見たに留めています。内容はよくわかりません(笑)。
でも、「黄色いリボン」「黄色いハンカチ」とセットで語って良い感じなのですね? 成る程それは良い感じです。
作品賞の大金星に期待も膨らみますが、アカデミーの傾向は“軽妙より重厚長大”“コメディよりシリアス”という歴史ですから、厳しいかもしれませんね・・・。

「黄色いハンカチ」だってピート・ハミルの原作ですし、米国人の感性に“黄色”は好感色として刷り込まれているのでしょうか?
いずれにしても、最寄の公開劇場をチェックしてみます。平日レイトショーががらがらとは難しいものですねぇ・・・。お仕事お疲れ様でした。連休はゆっくりお休みできていらっしゃいますか?
kaoru1107 |  2007.02.11(日) 06:02 | URL |  【編集】

こんばんは

Caroさん、ご覧になったのですね!
そうですよね。押し付けがましいメッセージがなくて、でも心にすごく残るものがありますよね~。仕事の疲れもふっとんで、元気にしてくれちゃう感じです♪
小作品なのでアカデミーのノミネートは正直意外でしたが、健闘してくれるといいですよね。
Nyaggy |  2007.02.12(月) 20:43 | URL |  【編集】

見ちゃった!

★ kaoruさーん、ありがとうございますっ♪ ゆっくり休ませてもらいましたよ~。
これからご覧になられるなら、しっかり読んじゃダメですよっ。薄目で薄目で・・・(笑)
あ、誤解させちゃいましたねっ汗 「黄色いリボン」「黄色いハンカチ」は、
“黄色つながり”・・・という意味なので、またちょっと違った趣です。
たぶん日本人よりもアメリカ人にとって、非常に日常的で国民的風景なんじゃないかな。
わたしがネイティブだったらと、そこが少しだけ悔しかったくらいです。
他の作品賞ノミネートとはかなり一線を画していますが、この作品がノミネートされたことに意義がある気がします。ご覧になられたら、また感想お待ちしてますねっ♪



★ Nyaggy さんだ~っ! 
ちょうど今からそちらへ伺うつもりだったんですよ~。わぁ~気持ちが伝わったかな?
そうそう、抱えてるものは結構シュールなのに、あんなに後味良く思えるなんて、
逆にありふれた風景だからこそ、心に残るものですよね!
パンチはないけど、あったかくてとっても良かった!
こんな作品にもアカデミーが注目するようになったことが、とても嬉しいです。
インディーズ系の星☆になれるかっ??楽しみですね~っ♪
Carolita |  2007.02.12(月) 22:04 | URL |  【編集】

確かに良い意味で「分かりにくい 」映画かもしれませんね。
最近「よーく分かりました!」という説明過多な映画が多いので
見終わった後にくるジワジワ感がないなーと思っていたので
この作品を見た時はある種懐かしさみたいなモノも感じました。
おじいさんが孫に言って聞かせる「負け犬の定義」
ここで私は泣きました。この映画のテーマですよね。
マトモな人が一人もいない家族にかかわらず
後半の美少女コンテストの会場では、この家族が一番
マトモに見えてしまうから不思議です。

最後に駐車場のゲートぶっ壊して帰っていく姿は頼もしくもあり
清清しくもあり、素敵なラストシーンでした。
ペッタンコ |  2007.02.13(火) 04:52 | URL |  【編集】

その通り!

★おおお~ペッタンコさん、そうそう! あのじいちゃんの「負け犬の定義」はズバリテーマでしたよね!わたしはノミネート選考員からアカデミー会員への挑戦状のようにも思えました(笑)
ぱっと見、なんてことはない話のようにも見えるんですよ。
だけど、あの定義を思い浮かべながら全てのシーンを振り返ってみると、ズバッとハマッちゃうというか、痛快極まりなく思えてくるから不思議です。

あと授賞式までに、「硫黄島・・・」を観にいく予定です。いっ行けるかな・・・(汗)
Carolita |  2007.02.13(火) 23:26 | URL |  【編集】

硫黄島は誕生日の日に独りで見に行ったのでかなり印象深いです。最初セリフが聞き取り辛くて「?」と思ったんですが、ガチガチに整音されていないのが、逆にどんどんリアルに感じてきて、昔の黒沢映画を見ているような気分になりました。驚いたのは嵐の二ノ宮くん。実は全然存在を知らなかったんですが、あんなにうまいとは思いませんでした。内容については伏せておきますが絶対に見て損はないと思います。この映画が日本で大ヒットしたのはいろんな意味で価値があると感じました。感想楽しみにしてます。絶対映画館で見て下さい~
ペッタンコ |  2007.02.14(水) 04:34 | URL |  【編集】

今日見てきました(ネタばれあり)

ども、ヤンです。お久しぶりです。
実は、今日、見てきました。
典型的なロードムービーとはいえ、役者が上手で、
家族の愛情がさりげなく描かれた、愛すべき映画ですね。
ちょっとネタばれになってしまいますが、、、


契約に失敗した息子に投げかけるおじいさんの言葉。
おじいさんがなくなってからの、息子がオリーブに「ハグしろ。」って言っておいて、逆に自分の窮地にハグされる。
ラストの盛り上がりも巧いのですが、こういった細かなところも、さらりとしていて上手でしたね。
ラストも、家族に拍手する裏方さんや、耳栓していた強面でマッチョな野郎が突然拍手したりと、この辺りの魅せ方も上手でした。

家族の愛があれば、負け組み、勝ち組みなんてこだわらなくても、幸せになれる。笑って、同時に、泣けた映画でしたね。

それじゃ、また。
ヤン |  2007.02.14(水) 23:50 | URL |  【編集】

お返事遅くなりましたっ。

★ペッタンコさん、まぁっ!お誕生日に硫黄島とは印象深いですねっ。
そうですか、昔の黒沢映画のような感覚、なるほどますます見たくなりました!
嵐のメンバーも徐々に頭角をあらわしていますよね。「ハチミツとクローバー」は
まだ見ていないのですが、ペッタンコさんと縁のある作品ですし、ぜひ見たいと思っています。「硫黄島」といい「不都合な真実」といい、映画が“物事を知る”きっかけを与えてくれているのはうれしいです。絶対時間作って映画館で観てきますね、ハイッ!(笑)


★ヤンさん、こんにちはっ! わぁご覧になったんですね!
さっそくコメント寄せて下さってうれしいです。
2つのハグのシーン、実はつながっていると気がつかなかったんですが、
ヤンさんのコメントを通勤バスの携帯から拝見して、ひとり心の中で
「おお~そうかっ!」とうなずいちゃいましたっ(笑)
そんな些細なところで、言葉ではない細かい感情の表現が織り込まれていて、
気がついたときには、ポッと優しくなれるような映画ですね。
ほんとに愛すべき家族! まっ、マイペースな彼らにとっては、ミスコンみたいに
オスカーを受賞するかどうかなんて意味を持たないことかもしれませんよね(笑)
Carolita |  2007.02.17(土) 12:57 | URL |  【編集】

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2007.02.19(月) 00:04 |  |  【編集】

これぞ等身大の映画

この映画って何かメッセージを上から目線で訴えかけてくる映画じゃないでしょ。
同じ目線で「こうゆうことってあるよね」って語りかけてくるような感じ。
そーするとこっちとしても、なんだか「そーだよねー」って返事しちゃうような。
そんな映画。

って、この映画観た人じゃなきゃ伝わらないだろうなあ。
でもそんな映画でしたよね?
5011 |  2007.02.20(火) 00:01 | URL |  【編集】

ニンマリニンマリ

★5011さん、そうそう、ほんとにそんな映画でしたよね(笑)
たぶんネイティブだったら、もっともっとニンマリできる部分が
あるんだろうなぁって、そこだけが悔しい気がしました。
やっぱり字幕では完ぺきなニュアンスが伝わらないですものね~。
まぁそれを抜きにしても、「そうそうそうだよね~」とうなづきながらの
1時間42分は、にんまりほっこりした至福の時間でしたっ♪

Carolita |  2007.02.20(火) 22:01 | URL |  【編集】

またまたコンバンワ☆
これ、内容とかまったく知らなかったんですけど、どこかでタイトル見て、気になってた映画です。これまたDVD出たら観てみます!
「思いやり」って大事ですよねー。今は思いやる心が少なくなってるような気がしてなりません(:;)

ジル |  2007.04.15(日) 22:25 | URL |  【編集】

★ジルさーん、相手を思いやることって当たり前のことなのに、
自分に余裕が無くなってしまうと、ついつい忘れてしまうものですよねっ。
この家族を見てると、すごーく励まされますよっ♪
DVD、そろそろ出る頃じゃないかしらん?
その時は、ぜひぜひ、一度ご覧になって見てくださいねっ。
じいちゃんの台詞を聞くと、凹んでるときでも奮い立ちます!(笑)
Carolita |  2007.04.16(月) 21:12 | URL |  【編集】

小気味良い、スパイシーなホームドラマ

劇場に行きそびれていたので、ようやくDVDで観ました。このページの記事も、やっと薄目じゃなく読むことができました。
純粋に作品の質から言えば「デパーテッド」よりこっちに軍配が上がるのですが、アカデミー賞はあくまで業界人のお祭り、仕方がないですね。ノミネートだけでも大したものです。

こういう知的なコメディって大事だと思います。良い意味で、70年代のアメリカン・ニューシネマのテイストが今日に継承されているようで、私は好きです。
毎度のことで恐縮ですが、自分の記事への入り口をコピーしました。
http://d.hatena.ne.jp/kaoru1107/20070801

kaoru1107 |  2007.08.02(木) 05:46 | URL |  【編集】

★kaoruさん、こんばんは! 今度は、両目全開に見開いて読んでくださいましたか?(笑)
そうそう、なんてことはない家族のなんてことはない話なのですが、
なんだか勇気がわくというか、肩に力が入ってなくて、だけどあったかい気持ちにもなれて。
最近のドラマは、日本でもアメリカでも刺激を求めてエスカレートしていますよね。
ある意味、この作品は逆行しているんだと思うんです。
だけどそこに、懐かしさや忘れてたものが今風に描かれていて、面白い。
そうですよね、70年代のアメリカン・ニューシネマのテイスト、kaoruさんに言われて、
そうだ、そうだとうなずきました。
さっそくおじゃまさせていただきますね!
Carolita |  2007.08.02(木) 21:58 | URL |  【編集】

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監督: ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスキャスト: グレッグ・キニア トニ・コレット スティーヴ・カレル アラン・アーキン ポール・ダノ アビゲイル・ブレスリン2006 アメリカ ■Story
2007/02/12(月) 20:36:18 | And life goes on... movie etc.

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