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「薔薇の名前」

2007.09.16 (Sun)

「 それは1327年末のことであった。
 主よ 私に英知を与えたまえ。
 北イタリアの僻地の僧院で起こったこの事件を 正しく後世に伝えるために。
 その僧院の名は今にしてなお 口に出すことがはばかられるー。」


薔薇の名前
( 1986年/フランス・イタリア・西ドイツ 原題:LE NOM DE LA ROSE )
【監督】 ジャン=ジャック・アノー
【原作】 ウンベルト・エーコ
【脚本】 ジェラール・ブラッシュ/ハワード・フランクリン
     /アンドリュー・バーキン/アラン・ゴダール
【出演】 ショーン・コネリー/F・マーレイ・エイブラハム
     /クリスチャン・スレイター/エリヤ・バスキン


なんとも、おどろおどろしいくだりではじまった、この映画。
小説家をみつけたら のあの2人が初共演した作品と聞けば、見逃すわけにはいきません!
さて、その感想は・・・?

More・・・

舞台は、宗教裁判 に揺れる1320年代末期の中世ヨーロッパ。

フランチェスコ派修道僧 ウィリアム ( ショーン・コネリー ) は、
弟子の アドソ ( クリスチャン・スレイター ) を連れ、
北イタリアのへき地に位置する ベネディクト会修道院 を訪れます。
目的は、キリストの遺物をめぐるカトリック会派とフランチェスコ会派の見解を統一する
重要な会議に出席するため。




会場は、中立の立場をとる ベネディクト修道院
そこで目にしたのは、 貞潔・清貧 を重んじる修道生活の厳しい戒律でした。
ただならぬ雰囲気を感じ取った ウィリアム は、その数日前に若い修道僧が塔から転落し、
不可解な死を遂げたことを聞かされるのです。

各宗派の代表団や異端審問官が到着する前に、事件の調査を極秘で依頼された ウィリアム
弟子の アドソ と共に、謎の死の痕跡をたどりはじめた矢先、納屋でまたもや事件がおきて・・・?




薔薇の名前 を紐解くキーワードは、3つ。
笑う ことを禁じた厳しい 「 戒律 」 。 死体の舌と爪に残された 「 インク痕 」
僧院の地下に封印された 「 迷宮図書館 」・・・。
さぁ皆さんは、このキーワードから何を連想しますか?

元々はイタリアの記号学者 ウンベルト・エーコ の同名小説を
映画化したものということで、一見難しいのかな?と思いつつ
見始めたのですが、これがなかなか面白かった!

実は,誰もが知っている世界一有名な、あの名探偵の活躍に
非常によく似ているんですよね。



ショーン・コネリー演じる修道僧ウィリアムは、
ズバリ! 中世のシャーロック・ホームズ といった感じ。
まだ初々しいクリスチャン・スレイター演じる弟子のアドソは、相棒のワトソン君 で、
また、“サリエリ”の名優 F・マーレイ・エイブラハム 演じる、異端審問官ベルナール・ギーは、
名探偵最大のライバル 宿敵モリアーティ教授 といったところでしょうか。

ちなみにショーン・コネリーとF・マーレイ・エイブラハムは、本作の14年後、
2000年小説家をみつけたら でも“ 宿敵 ” として再共演を果たしています。
→ 詳しくは 『 小説家を見つけたら 』レビューへ




さらに、これだけのメジャーなキャストを配しながら、中世の暗黒時代へと
タイムスリップしたような、重厚で灰色の雰囲気と気品が、きちんとスクリーンに
生きているから驚きです。

霧に包まれた暗~くて怖~い僧院の佇まいといい、見事なゴシック建築の回廊といい、
再現された衣装や小道具の質素感といい、特殊メイクといい、
そのおどろおどろしさは、見ごたえたっぷり。





宗教をテーマにした暗号モノ、例えば ダ・ヴィンチ・コード などお好きな方なら、
きっと十分楽しめる映画だと思います。

薔薇の名前 は、中世イタリアのミステリアスな僧院を舞台に、
キリスト教にまつわる知的でポエティックな香り高い、暗号歴史大作ミステリー。

ラストで語られるエピグラムには、キュンと貴方も胸が切なくなってしまうかも・・・!
おススメです!



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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

18:57  |  フランス映画  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

懐かしい~

Caroさん、こんにちは♪
またまたお邪魔しております。
おぉっ、素敵なチョイスですね!この作品、結構好きです。
かっぱヘアのクリスチャン・スレーターが、初々しくてかわいかったなぁ。
ショーン・コネリーの後をちょこちょこ付いていく姿は、確かに
ワトソン君みたいですね(笑)
中世の修道院が舞台なだけあって、全体的には画面は暗~い感じですが、
またそのおどろおどろしい雰囲気がいいんですよね~。
Nyaggy |  2007.09.19(水) 13:02 | URL |  【編集】

いらっしゃいませっ♪

★さすが Nyaggy さぁ~ん! わぁ~ご存知でうれしいっ♪
そうそう、あの、クリスチャンのかっぱヘア! 若い・・・。(笑)
ワトソン君みたいに師匠にくっついて、それからですね、「What??」と、いぶかしそうに目を細めて眉間にシワをよせるしぐさ、
そっか、ぜんぜん変わってないんですね~!(笑)。
今では、あんなに大人になっちゃって。。。(遠い目)

あんなに暗くておどろおどろしい中に、ハリウッド大スターのショーン・コネリーの
雰囲気が浮き上がってたし、ちょっとタイムスリップしたような印象もある
面白い作品だと思いました。
CSで偶然見たんですよ~。 ちょっと得した気分ですっ♪
Carolita |  2007.09.20(木) 22:35 | URL |  【編集】

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