スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

カンヌ映画祭2007閉幕

2007.05.30 (Wed)

一昨日ついに発表されました! 第60回カンヌ国際映画祭パルム・ドール 

今年のカンヌは メモリアルイヤー にふさわしく、
カンヌらしい結果だったのでは?
また、今後の映画界を担うであろう若手監督の活躍が
大変目立った年だった気がします。

「 審査のプロではないわたしたちは、
世界中から集まったコンペ作品を心から楽しみたい 」

口々に語っていた、今年の審査委員の皆さん。

さて、パルムドール の栄冠に輝いたのは・・・?

More・・・


パルム・ドール ( 最高賞 )
4ヵ月、3週と2日( 原題:4 Months, 3 Weeks, and 2 Days/ルーマニア )
【監督】 クリスチャン・ムンギウ
【出演】 アナマリア・マリンカ、ローラ・ヴァジリュウ、ヴラド・イワノフ

共産主義下のルーマニアを舞台に、妊娠してしまった大学生とそのルームメイトが
法で禁じられた中絶という問題に直面し、葛藤する姿を描いた作品。





グランプリ ( 最高賞に続く準作 )  殯(もがり)の森  ( 日本・フランス)
【監督】 河瀬直美
【主演】 うだしげき、尾野真千子、渡辺真起子、斉藤陽一郎、ますだかなこ

妻を亡くしたことを受け入れられない痴呆症の老人と子供を亡くした弁護士が
山間の静かなグループホームで出合い、心を通わせてゆく姿を描いた作品。
生と死を見つめた深いテーマを圧倒的な映像美で見せてくれる。




60周年記念賞  パラノイド・パーク( 原題:Paranoid Park/アメリカ )

【監督】 ガス・ヴァン・サント

スケボーに熱中する16歳の少年が抱える心の闇を
リアルに描きだした作品。




主演女優賞   チョン・ドヨン 

【作品】 『 シークレット・サンシャイン
( 原題:Secret Sunshine/韓国 )
【監督】 イ・チャンドン

夫と子供を亡くしたピアノ教師を見守り、愛し続けた男性との真実の愛を
問いかけたラブ・ストーリー。





主演男優賞  コンスタンチン・ラヴロネンコ

【作品】『 ザ・バニッシュメント』 ( 原題:The Banishment/ロシア )
【監督】 アンドレイ・ズヴィヤギンツェフ

都会から田舎へ引っ越してきたある家族が、自然の中で
開放感を味わいながらもやがて孤独にさいなまれ、
衝突してゆく姿を描いた作品。




監督賞  ジュリアン・シュナーベル
【作品】 潜水服は蝶の夢を見る ( 原題:Le Scaphandre et le papillon/フランス )

【出演】 マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、
マリー=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー

突然の病で全身麻痺となり、眼球だけしか動かせなくなった元ジャーナリストが
病床で闘病記を執筆する物語。




脚本賞  ファティ・アキン
【作品】向こう側から~エッジ・オブ・ヘブン
( 原題:Yasamin kiyisinda(The Edge of Heaven/ドイツ )

 【監督】 ファティ・アキン

父の愛人の子供を探して旅に出た女性大学教授と、
彼女を取り巻く人々の人間模様を描いた群像劇。






審査員賞   ペルセポリス ( 原題:Persepolis/イラン )

【監督】 マルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー
【声の出演】 キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ
 

→ 原作漫画 「 ペルセポリス 」 について詳しくはコチラをクリック!



沈黙の光 ( 原題:Silent Light/メキシコ )
【監督】 カルロス・レイガダス


カメラドール(新人賞) 『 MEDUZOT 』 ( 原題:MEDUZOT/イスラエル・フランス )
【監督】 エドガー・ケレット、シーラ・ゲフィン


いやぁ~ほんとに今年の 授賞式プレゼンター は、見ごたえがありました~!
ミシェル・ヨー、 シャーロット・ランブリング、 キャロル・ブーケ、 ジェーン・フォンダ、
そして、25年前の5月29日に亡くなった元恋人 ロミー・シュナイダー へ追悼の意を込めて、
会場の観客と一緒に25秒間の拍手を捧げた、アラン・ドロン・・・。
割れるような拍手喝采が続くシーンは、とても感動的!

そして授賞式、わたしは 3つのサプライズ が大変印象に残りました。

1つ目は、日本人監督の作品がグランプリを獲得したこと。
2つ目は、ほとんど無名だった新進気鋭な監督の作品がパルムドールに輝いたこと。
3つ目は、アニメーション 『 ペルセポリス 』 が審査委員賞に輝いたこと。

1969年 生まれの河瀬直美監督。
1968年 生まれのクリスチャン・ムンギウ監督。
1969年 生まれのマルジャン・サトラピ監督。
1973年 生まれのファティ・アキン監督などなど・・・。

60周年というメモリアルイヤーのサプライズは、まさに今後の映画界の未来を担う
若手映画作家たちへのエール だった気がします。

「 1年前には、このプロジェクトを考えてもいなかった。
半年前にはまだ資金さえ集まっていなかったのに、今ここに立っていることが
おとぎ話のようだ。わたしのような小さな国から来た小さな映画作家でも、
賞をもらえるカンヌ映画祭に感謝したい。」
と授賞式で語ったのは、
パルムドールに輝いた クリスチャン・ムンギウ 監督。
う~ん、なんと胸を熱くさせるスピーチではありませんかっ!

巨匠たちの作品と同じように、無名でも若い才能へは惜しみない拍手が送られるカンヌは、
やっぱりスゴイなぁ~と感激してしまいました。

そういえば、今夜29日BSハイビジョンで 殯の森 が放映されたそうですね。
我が家はハイビジョンではないので見られませんでしたが、
皆さんはご覧になられたのでしょーかっ?

また来年のカンヌを楽しみに・・・。 
一本でも多くの作品が日本でも観られますように、期待しています! 

banner_02.gif


テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

01:12  |  世界三大映画祭  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

>わたしのような小さな国から来た小さな映画作家でも、賞をもらえるカンヌ映画祭に感謝したい。

うるっときました・・・。
某賞に聞かせてあげたいです(爆)
micchii |  2007.05.30(水) 13:46 | URL |  【編集】

熱くなりました!

★micchiiさんも、やっぱりですか~っ! そうそう、泣かせてくれるじゃありませんか。。。

このスピーチ、実は少しだけ続きがあるんですよ。
「大予算じゃなくても、大スターでなくても(この辺りは同時通訳の方も力入ってましたね)
わたしたちを(話を)聞いてくれる場所がある。。。」

そこで、micchiiさんのこのコメントですもん。 
ふふふっ、いやぁ~もう昼間ケータイでチェックしながら、爆笑しました!!
Carolita |  2007.05.30(水) 22:20 | URL |  【編集】

ケアノート

河瀬監督のグランプリ受賞シーン、本当に感動しました。何と私は、受賞作「殯(もがり)の森 」が放送されている時間に、録画しておいた授賞式を観ていたのです!
その日の朝、ニュースの中で映画放送の告知をしていたのを耳にしました。しかし、「まさか?! 封切前に放送してしまうなんて考えられない」と、本来なら特集番組というべき所を、間違えて、映画の放送といってしまったんだろうと思っていたのです。まさか本当に放送されていたとは!

河瀬監督が、認知症をテーマに選んだと知った時、思い出したのが、読売新聞の「ケアノート」シリーズに連載されていた監督の体験談です。ご家庭の事情で、お母さんの叔母さんにあたる方が養母で、その養母が80代で認知症になり、今も介護を続けているようです。その体験談を綴った記事、ネットでも読めるようですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/note/
オルサ |  2007.05.30(水) 22:53 | URL |  【編集】

終わっちゃいましたねっ。

★オルサさーん、わたしも封切り前に放送されるなんてありえないー!!と
思ったのですけど、しっかり放送されたようですねっ。
なんでも異例中の異例なんだそうで、後になって実はケーブルTV加入の我が家は
見られることが判明! 思いっきり見逃しちゃいましたよ(笑)

そうですか、読売新聞に体験談が載っていたとは。。。
なるほど、だからこそ描かずにはいられなかったのかなぁ。
堂々とした監督の様子がとても輝いていて清清しかった!
コンペにはもう一本、老人ホームを舞台とした作品があったでしょ?
これからはやっぱり、避けては通れない世界共通のテーマなのかもしれませんね。
ご紹介の体験談、ぜひ読んでみます! オルサさん、ありがとう。
Carolita |  2007.05.31(木) 23:24 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://carolitacafe.blog9.fc2.com/tb.php/250-7989a7ac

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。