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初秋に観たい映画

2007.10.14 (Sun)

やっと 秋らしく なってきましたね。
秋は、一年の中でわたしの一番好きな季節。 そこで、この映画が観たくなりました。

 田舎の日曜日
( 1984年/フランス 原題:UN DIMANCHE A LA CAMPAGNE )
【監督】 ベルトラン・タヴェルニエ
【原作】 ピエール・ボスト
【脚本】 ベルトラン・タヴェルニエ/コロ・タヴェルニエ
【撮影】 ブリュノ・ド・ケイゼル
【音楽】 ガブリエル・フォーレ
【出演】 ルイ・デュクルー/サヴィーヌ・アゼマ
                      /ミシェル・オーモン/ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ
    

さて、どんな映画かといいますと・・?

More・・・

突然ですが、皆さんが 「 いつかは行ってみたい場所 」 とは、何処ですか?
わたしにとって、フランスの片田舎 はそのひとつ。

きっかけは実にミーハーで、昔、ピーター・メイル のベストセラー小説、
「 南仏プロバンスの12ヶ月 」 を読んだから。
当時は沢山の雑誌で特集が組まれ、
それはそれは女の旅心のツボを相当くすぐられました。
その時見た田舎の美しい風景写真がいまだに忘れられず、
それ以来、わたしの “ 死ぬまでに行っておきたい場所ベスト10 ”
堂々ランクインし続けているわけです。

だいたい 「 死ぬまでに行ければいいわよね~ 」 なんて考えているうちは、
ついつい後回しになっちゃうんですよね。
こう毎日仕事で忙しかったり、人が多くて疲れる日常から今すぐ脱出できるなら、
その地に降り立った瞬間から現実逃避できる、
碧い海や白い砂浜を迷わず選んでしまいそう!(笑)

ですが、この映画を観ると間違いなく、わたしの中の 死ぬまでに行っておきたい場所
ベスト10
の順位はガラガラと入れ替わります。
フランスの田舎 は、見事に蒼々たる世界中のリゾート地を蹴散らして、
一気にベスト3圏内まで急上昇してしまうのです!

つまりは・・・、それほど風景の美しさに目を奪われ、
観る者を 古き良きフランスの田舎暮らし へと誘ってくれるのが、
この 田舎の日曜日

舞台はクラシカルな趣漂う20世紀初頭、パリ郊外のある片田舎。

駅に続く小道を10分ほど歩いたところに、ツタが生い茂る、
大きな鉄製のアーチ型の門扉があらわれます。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで、おとぎ話に出てきそうな別世界。




その庭は、日向と日陰が何種類もの 緑色 を重ね塗りしたような、
優しい自然の陰影を醸しだし、まるで ルノワールの絵画 を思わせる格別の美しさ。

母屋を飾るアンティークな調度品は、見ているだけで心を落ち着かせ、
陽射しをいっぱいに抱え込んだサンルームには、白い食器とテーブルクロスがセットされ、
雑木林に囲まれた離れのアトリエも、すべて人の手が入り過ぎない自然な趣を残しつつ
無造作な佇まいのまま、そこに存在しています。

この作品には、主人公の老紳士家政婦 の2人暮らしのその家へ、
日曜日にパリから訪ねて来た 息子夫婦孫たち
そして と過ごす老紳士の ある日曜日の風景 が描かれているのですが、
パッとみたところ、単調で、平凡で、退屈に思えるかもしれません。

ただ、わたしはその 平凡さ が、好き。
普段はなかなか会えない家族が、日曜日だけでも集えることに、
ささやかなことなんだけれど、幸せ を感じてしまう。




けれど、主人公の老紳士にとっては家族と集う日曜日こそ、ささやかどころではない、
特別で、最高に刺激的な一日。
まもなく人生の落日を迎えようとしていても、やっぱり人間はいつも心のどこかで、
小さな刺激 を求め続けているのでしょうか。

やがて、楽しい週末は、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
賑やかな一日の終わりに、老紳士の心に芽生えた小さな変化 を、
希望に満ちた形で見せてくれる、この映画のラストシーンは、実に味わい深くて素敵!

今は、わたしのなかでひとつの答えが出ているけれど、きっともっと歳を重ねて見直したら、
また違った答えが見つかりそうな気がします。

田舎の日曜日 は、まるで絵画のような初秋の美しい庭園を舞台に、
老紳士と家族達が集うある日曜日の風景を描いた、カンヌ映画祭監督賞受賞 の一本。
今度はぜひ、あの庭の風景をデジタルリマスター版でもう一度見たいものです。

空気が澄んだ気持ちの良い日曜日、お気に入りの紅茶を入れて、貴方もいかが?

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

00:06  |  フランス映画  |  Trackback(0)  |  Comment(3)

Comment

秋にお薦めの映画

はじめまして。そして、おはようございます。

同じ福岡県人として、お気に入りの「Blog List」ページに入れさせていただいております。家の女房も1960年生まれのA型でございましてね。^^

「田舎の日曜日」。鑑賞予定リストに随分前から入っているんですが、未だに見ておりません。
“秋にお似合いの映画”なんですね。

実は私のブログで、皆さんに「秋にお薦めの映画」をお聞きしております。
Carolitaさんからも、一つといわず、「田舎の日曜日」も含めてご推薦の作品がありましたらお聞かせ下さい。
突然で誠に失礼かと存じましたが、出来ましたらで結構ですので。
十瑠 |  2007.10.14(日) 10:47 | URL |  【編集】

ピーター・メイル の「南仏プロバンスの12ヶ月」、本当に大ブームでしたよね。私は結局読まなかったものの、「プロバンス」には1度行かねばと思い、どうせ行くならイタリアにも立ち寄るツアーがいいやと選んだ「南仏プロバンスとイタリアの旅」。帰ってきてみたら、本命だったプロバンスより、迷子になるというハプニングがおきたイタリアの方が印象に残り、その後イタリア語を勉強するきっかけにもなりました。運命のいたずら?

それでも未だに、フランスの中でプロバンスは特別なところです。今回ご紹介されている映画は観ていませんけど、他の映画や小説で語られるプロバンスは、いつも光輝く理想郷ですよね。
オルサ |  2007.10.14(日) 23:01 | URL |  【編集】

★十瑠さん、ようこそいらっしゃいましたっ。初コメントありがとうございますっ♪
わぁ~同じ福岡にお住まいなのですね!こんな拙いブログですが、気に入っていただけてとても嬉しいです。
そして奥様と同じA型とのこと、これをご縁にこれからもよろしくお願いいたします。

「田舎の日曜日」、地味な映画ではありますが、あの絵画のような初秋の庭の美しさだけは
いまだに忘れられません。
かの淀川さんも当時ビデオにレビューを寄せられたほど、気に入っておられたそうですよ。

いえいえ、失礼だなんて全くお気になさいませんように。
十瑠さんのブログでのご企画、ぜひおじゃまさせていただきますね。
何がいいかなぁ~と考えるのも楽しいものですもの!
お誘い、ありがとうございましたっ♪



★オルサさん、そうそう、大ブームでしたよね~。
すぐに影響されてしまうわたしは、まんまと乗せられましたよ(笑)

それにしても、「南仏プロバンスとイタリアの旅」だなんて、素敵だわぁ~うらやましいっ♪
わぁ~面白いものですね!それはまさしく、運命だったんですよーきっと!
当時、お金と暇と行動力が足りなかったわたしは、オルサさんのフットワークの軽さを見習わねばっ。
後から知りましたが、最近公開されたラッセル・クロウの「プロヴァンスの12ヶ月」は、
この小説のリメイクだったんですね。
見てはいませんが、うんうん、やっぱり「光輝く理想郷」は今も健在なんだわっ♪
Carolita |  2007.10.14(日) 23:40 | URL |  【編集】

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