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淀川長治さんの命日

2007.11.10 (Sat)

乾燥の季節ですね。
今年はなかなか風邪が治らずに困っていますっ。皆さんもどうかお気をつけください。

さて、11月11日 は、敬愛なる 淀川長治さん の9回目の命日。
今年も本棚から淀川さんの著書を取り出して読み返してみました。

→ 淀川さんに関連する過去記事 2005.11.11へ

「 映画をたくさん見て “ 感覚 ” を磨きなさい 」 が、
口ぐせだったという、淀川さん。

『 最後のサヨナラサヨナラサヨナラ 』 は、1994年から5年間、
映画雑誌 「 ROADSHOW 」 に連載されたエッセイをまとめたもの。
その214ページには、こんな言葉が記されていました。

それは・・・?

More・・・

「 映画を見ていると、アメリカもイタリアもフランスもそれらの宝石が
このように “ 目 ” にしみこむ。 そして見ている私たちに美の感覚をうえつける。

これを見逃す、この感覚にドンカンな人は、まことに不幸だ。
これらの映画から、私たちは “ 気のつく人 ”に育っていく。
気のつかぬ人は一生不幸だ。 みんなにいやがられる。

私たちは、人を知る心、人を教える心、人に親切な人になりたいものである。 」


映画を通して、人生を学びなさい、 人の心を学びなさい と、
あの独特な語り口で分かりやすく解いてくれた、淀川さん。
貴方の言葉は、今でも多くの人々の心に生き続けていることでしょう。

明日11月11日は、淀川長治さんの命日 です。
今年も映画ファンのひとりとして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

20:40  |  映画を愛した巨匠たち  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

Comment

淀川さんの教え

中高生の頃によく聴いたラジオ番組が「淀川長治ラジオ名画劇場」。局は忘れましたが、提供は霊友会でした。書いてあるものもよく読みました。
Carolitaさんがお書きのように、“美を吸収しなさい”というフレーズに沢山触れてきたように思います。でも、当時はその意味するところがよくわかりませんでした。
淀川さんの言う“美”は、単に見た目の美しさを指し示してなどいないのだということが、大人になってようやくわかりました。

「世界は容易に微笑んでなどくれない」という言葉は鴻上尚史氏が何処かで発したものですが、例えばその世界の微笑みの瞬間を、“美”のひとつだと言うことができるのかもしれません。
その“美”はひょっとしたらとても醜い姿をしているのかもしれません。それでも人間にとって美しい瞬間はあり得るのだということを、いい歳になってようやくわかります。
淀川さんの足元、否、延びた影のはじっこにも及ばないながら、古今東西の映画を味わい続けながら少しずつわかってきたような気がしています。
kaoru1107 |  2007.11.13(火) 22:23 | URL |  【編集】

★kaoruさん、こんばんは。お返事遅くなってしまってごめんなさいっ。

「淀川長治ラジオ名画劇場」というものが放送されていたのですね~。
それはぜひ聴いてみたかった! 最近はこの人の喋りが聴きたいというパーソナリティはほとんどいなくなってしまいました。
淀川さんのラジオをお聴きになっていたなんて、とても貴重な経験ですね。

何を美しいと感じるか、それは本当に人それぞれですが、映画だけでなく、
いろんなものを見て感動できる心が、“美の感覚”を育ててくれるのだと
思います。
おっしゃるように、歳を重ねてはじめて気がつく“美”があるのでしょうね。
わたしはまだまだ未熟者ですが、これからどんな“美”に気がつけるようになるのか、
とても楽しみでもあります。そして淀川さん曰く“人の気持ちに気がつける自分”でありたいと願っています。
Carolita |  2007.11.15(木) 22:04 | URL |  【編集】

淀川さんは生前一度だけ試写室のエレベーターで一緒になった事があります。
もう車椅子でしたがお元気でした。

最近の映画評論家を全然知りませんが、かれは評論家の中の評論家ですよね。
作品に対して批評することはとっても大事だと思っていますが、彼は自分の(大袈裟に言えば)
人生をかけて、そして誇りをもって映画を語り続けてくれた人です。それもとっても正しい目と心で。

たけしさんが映画界から全く相手にされなかった時代にわざわざ自分の名前で賞をあげた時
「1人の映画評論家が1人の映画監督を救ってくれた」(うる覚え)と真剣に、そして感謝に満ちた顔で
コメントしていたたけしさんが忘れられません。淀川さんは今でも私が大好きな映画人です。
ペッタンコ |  2007.12.13(木) 15:26 | URL |  【編集】

★ペッタンコさん、素敵なコメントをありがとう。
映画に携わるお仕事をされているペッタンコさんの、このようなエピソードを
聞かせていただけるのが、毎回わたしの楽しみなんですよ~。

>「人生をかけて、そして誇りをもって映画を語り続けてくれた人です。
それもとっても正しい目と心で。」

本当におっしゃるとおりだと思います。
尊敬する人は誰かと聞かれたら、淀川さんは間違いなく名前を挙げるおひとりです。
映画を「批評」することは誰にでもできますが、正当に「評価」できる人は少ないと思うのです。
たけしさんのエピソード、心を動かされました。
正しい目と心で評価されることで育つ才能があることを、淀川さんは体現して下さったのかもしれませんね。

「映画のいいところを見なさい。」
ペッタンコさんのコメントを読みながら、著書にあったこの言葉を思い出しました。
Carolita |  2007.12.15(土) 22:52 | URL |  【編集】

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