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クリスマスに「めぐり逢い」

2007.12.24 (Mon)

「 まるで夢のような2人の恋 甘い想い出を分かち合おう
初めて抱き合った瞬間に生まれた恋心は  時間も空間も越えて広がってゆく
愛の炎よ  どうか永遠に  消えることなく燃え続けておくれ
手を取り合い  熱い祈りをささげよう  共に人生を歩み分かち合っていこう
すばらしい恋の思い出を・・・ 」



めぐり逢い ( 1957年/アメリカ  原題:AN AFFAIR TO REMEMBER )
【監督・原作】 レオ・マッケリー
【脚本】 レオ・マッケリー/ ミルドレッド・クラム/デルマー・デイヴィス
【音楽】 ヒューゴ・フリードホーファー
【出演】 ケイリー・グラント/デボラ・カー/リチャード・デニング/ネヴァ・パターソン
     /フォーチュニオ・ボナノヴァ/キャスリーン・ネスビット


今日は、クリスマス・イブ ですね。
奇跡 を信じたくなる 聖夜の夜 に、こんなロマンスの名画はいかがでしょう。
さて、それは・・・?

More・・・

「 出逢い は、いつも突然に訪れるもの。

世界中を駆けめぐった、あるゴシップニュース。
それは、女性達の憧れのプレイボーイ、ニッキー・フェランテ ( ケーリー・グラント ) がついに、
6億ドルを相続したアメリカの令嬢との結婚を決めたというもの。

数日後、婚約者の待つニューヨークへ旅する船上でシガレットケースを無くした ニッキー は、
偶然、落し物を拾ってくれた女性と運命の出会いをします。




彼女の名は、テリー・マッケイ ( デボラ・カー )
茶目っ気たっぷりに辛口の会話で切り返すチャーミングな淑女に、一目で好意を抱く ニッキー 。




しかし、彼女にも婚約者がいると告げられ、良き友人として船旅を楽しむはずが、
2人は恋に落ちてしまうのでした。

「 わたしたち荒波に出るのね 」
「 航路を変えてしまったんだ 」


そして迎えた、ニューヨーク到着の前夜。
旅の終わりに恋人達は、船上で、ある約束 を交わします。

「 お互いの気持ちが真実ならば、
半年後にエンパイア・ステート・ビルの屋上で再会しよう。 」


やがて、約束の月日が流れ・・・?




世界中で大ヒットを記録した トム・ハンクス & メグ・ライアンめぐり逢えたら
ウォーレン・ビーティ & アネット・ベニングめぐり逢い
カトリーヌ・ドヌーヴ & ウイリアム・ハート逢いたくて・・・ など、
後のロマンス映画に影響を与え続けたのが、この 1957年 の不朽の名作、 めぐり逢い



あいた


わたしにとっては 素晴らしき哉、人生 と並び、クリスマスには見たくなるクラシック名画の傑作。
そして、今年もやっぱり見てしまいました(笑)

ユーモアとウィットに溢れる、ケーリー・グラント のスマートさ。
エレガントで親しみを感じさせる、デボラ・カー の美しさ。
大好きなシーンは、たくさんあります。

婚約を知った元恋人からの電話に、ニッキーが「もしもし?聞こえないぞ、オペレーター!」と
回線が切れたフリをするシーン。
おばあさんの家のチャペルで、何かを必死に祈るテリーを見つめるニッキーの表情。
甲板の階段で、あえて顔の表情を見切ってとらえた、2人の初めてのキスシーン。

そして一番忘れられないのは、劇場ですれ違ってしまう、あの再会シーン・・・。
TV画面にむかって 「 ああ、気がついて! 」 と、何度心の中で叫んだことでしょう!(笑)




今やロマンス映画の伝説となった本作ですが、
原題は AN AFFAIR TO REMEMBER = 直訳すれば 「 思い出の情事 」 という感じでしょうか。 
邦題の めぐり逢い とは、幾分印象が違って聞こえます。
ですが、この邦題の方が、わたしには作品の趣旨にとても合っている気がするのです。

偶然が重なった時、ふと感じてしまう、 運命の糸 。
このまま手繰り寄せるか、一気に断ち切るかー。
そう思った瞬間こそ、実は、人生の分かれ道 なのかもしれません。




お互いに婚約者のいる身で出会ってしまった、ニッキーテリー
昔は、そんな2人がこの広い世界で 運命的にめぐり逢ってしまった から、
このタイトルなんだと思っていました。

ですが、今は少し違って思えるのです。
それは、出会ったことで、それぞれが 新しい自分にめぐり逢った のだと。

「 人との出会い 」 は、自分の何かを変える力 を与えくれる気がします。
赤い糸を信じ、手繰り寄せると決めた2人が再会の条件にしたのは、
お互いの夢を実現し、自立した人間になること
そこには、一時の甘いロマンスだけではない現実味さえ感じてしまいます。




めぐり逢い が本当に素晴らしいは、エンパイアステート・ビルの後 だと思うんですよね。
もしヒロインが、恋に対して盲目になっていたのなら、素直にニッキーに全てを話して、
その胸に飛び込めばいいでしょう。
ですが、それをしなかったテリーには、決して運命の恋の上にあぐらをかくわけではない
芯の強さ と、何より 相手を思いやる深い優しさ がある。
そんな彼女の生き方には、同じ女性としてとても魅かれてしまいます。

依存しあうわけでなく、きちんと自分の人生を生きることの大切さ

そう思わせてくれた相手との出逢いと、そう思えるようになった自分との出逢い。
双方の めぐり逢い によって、ニッキーとテリーがひとりの人間として成長していく過程は、
作品の大きな魅力であり、説得力でもあると思います。

そして、映画はいよいよ クリスマス当日 の有名なラストシーンへ。
最後の最後まで自分の気持ちを押し隠し、愛する人を思いやる気持ちを貫こうとするヒロインのけなげさに、
観る者すべてが心を打たれたとき、スクリーンの中で 「 これぞ映画だ! 」 といわんばかりの
本当の奇跡 が起きる!

だからこそ、ケーリー・グラント のひとまわり大きくなった包容力に全てを包まれた デボラ・カー が、
少女のように泣きじゃくる笑顔を見ていると、わたしはこの上ない大きな安堵感と幸福感で
満たされてしまうのです。

ラストシーンが分かっているのに、ああ、何度でも泣かせてくれる めぐり逢い

最後に、今年10月16日に他界されたデボラ・カーさんのご冥福をお祈り申し上げるとともに、
こんなに素晴らしい作品を遺してくださったことに、心より感謝の気持ちを捧げます。


来年も、皆さんに素敵な“出逢い”が訪れることを願って、
世界中すべての人々に I wish you a merry and happy Christmas !

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

13:17  |  クラシック名画  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

淀川さんに薦められましたっけ

見た積りでいましたが、まったくの記憶違い。
高校生の頃だったか、淀川長治さんがこの映画を解説してた本を読んだのですね。特にラストの二人の会話、約束の場所に“私はいけなかったのだ”と語る大人の優しい嘘について語ってくれていました。その印象が強くって、すっかり鑑賞したイメージが頭にあったのです。でもDVD観たら構図が全く違う(笑)。

テリーの造形が素晴らしい。シナリオだけではここまで魅力的ではないはずで、デボラ・カーの演技と監督の演出の賜物ですね。ケーリー・グラントの軽さが良い方に出てます。中年男なのに純な青年のような行動が似合って絵になる男もめったにいません。極めつけのクラシックとはこの映画のようなものですね。

Carolitaさま、今年もよろしくお願いいたします。
kaoru1107 |  2008.01.04(金) 21:20 | URL |  【編集】

★kaoruさん、淀川さんのお話を教えて頂いてありがとうございました。
「大人の男と女の優しい嘘」。本当にその通りですね!

エンパイアステートビルの待ち合わせだけでなく、その優しい嘘のシーンも、
かかってきた電話を切れたフリするシーンも、後のロマンスコメディ映画には
お約束となった名シーンは数知れず。
おっしゃるとおり、まさしく極めつけのクラシック名画だと思います。
ウォーレン・ビーティとアネット・ベニングはこのリメイクの共演で
結ばれたそうなので、機会があればそちらも見てみたいです。

kaoruさん、こちらこそ本年もよろしくお願いいたしますねっ♪
Carolita |  2008.01.04(金) 21:59 | URL |  【編集】

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