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ポール・ニューマン逝く

2008.09.28 (Sun)

今朝パソコンを開き、YAHOOトップページのニュースを見て、思わず声を上げてしまいました。


「 < 訃報 > ポール・ニューマン さん 83歳=米俳優 」 

現地時間で 9月26日。 がんだったそうです。

昨年5月、映画界からの引退を正式発表した直後、
闘病生活に入ったと報じられていましたが、
ああ、なんと言ったらいいのか、こんなに早く逝ってしまうなんて。


子供の頃からとても愛着を感じていた俳優のひとりだっただけに、
なんとも寂しい気持ちで胸がいっぱいです。

そして思い出すのは。。。。?

More・・・

レンタルビデオがやっと普及しはじめた頃、改めて感動した名作たち、
『 傷だらけの栄光 』 、 『 暴力脱獄 』 、 『 スティング 』、 『 明日に向かって撃て! 』
これらはもう、言うまでもありませんね。



当時はトム・クルーズ目当てだったけれど (笑)、
そのおかげで 念願のオスカー を手にした名演を映画館でリアルタイムに観られた、『 ハスラー2 』

出演を知らずに試写会に出かけ、いぶし銀のような存在感でスクリーンに現れた時は、
久々の姿に感激ひとしおだった、『 ロード・トゥ・パーディション 』。。。

印象深い作品は数あれど、特に気に入っているのは、『 ハスラー 』『 評決 』
そして一番興奮したのは、やっぱり 『 タワーリング・インフェルノ 』 ですね。 

だから、スティーブ・マックィーン が亡くなった時は、
まるで相方を亡くしたような ポール・ニューマン が可哀想だと、子供心に本気で思ったものです。




さて、イェール大で演劇学を専攻し、卒業後はアクターズ・スタジオという、
実はエリートの彼ですが、わたしが思うポール・ニューマンの真骨頂は、
落ちぶれてドン底からカムバックする男

『 傷だらけの栄光 』 、『 ハスラー 』 、『 暴力脱獄 』 、『 評決 』 、 『 ハスラー2 』 などは
特に象徴的な作品ですが、光の中を歩んできただろう彼の人生とは間逆の役を、
あれだけ完璧に演じきってしまうわけですから、もうスゴイとしかいいようがありません。




その目の動きひとつで、その吐息ひとつで、確実に役柄の心情を伝えてしまう巧みさ。

ルックスや人気を圧倒するほどの完璧な演技力を兼ね備えていただけに、
「 自分が満足できるレベルの演技ができなくなった 」 と語った引退時のコメントは
いかにも彼らしく、確かに一時代を牽引した “ 自負 ” と “ 誇り ” さえ、感じられました。

大スターとしての引き際の美学を、最後まで貫き通したといえるのではないでしょうか。





53年 という俳優生活で、様々な役柄を演じてきた ポール・ニューマン。
だけど、わたしが今でも一番思い出すのは、
ヘルメットを抱え、白いレーシング・スーツに身を包んだあの姿・・・・

小学生の頃、毎号欠かさず読んでいた 『 ロードショー 』 や 『 スクリーン 』 が伝えてくれたのは、
現役レーサーとしても活躍したトップスターの、スクリーンでは見せないプライベートな顔。
それは少女のわたしにとって、とても珍しく、ちょっぴり刺激的に思えたものでした。

きっと今頃は、天国で再会した 盟友スティーブ・マックィーン とふたり、
サーキットを思い切り疾走しているかもしれませんね。




素敵な映画をたくさん遺してくれて、本当にありがとう。
そして、ひとりのファンとして、ポール・ニューマン氏 のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2008年 9月26日。

~ポール・ニューマン関連記事へ~

→出演作「ハスラー」レビューへ

→出演作「評決」レビューへ

→ポール・ニューマン引退発表関連レビューへ

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

22:49  |  映画を愛した巨匠たち  |  Trackback(2)  |  Comment(6)

Comment

哀悼・・・。

学生運動世代である私の上司は「明日に向かって撃て」が生涯の一本と言います。
私の出会いは「スティング」と、少々遅いものでしたが、それでも彼の魅力を見損なったとは思いません。
“酸いも甘いも知った果ての知的なオポチュニスト”とでも言いましょうか。
女性からどう見えるのか、ちょっと感覚がわからないのですが、男が惚れられる男のひとりです。あの清冽な笑顔。

思春期に憧れた対象が、少しずつ居なくなってしまいます。
残念ではありますが、自然の理でもあります。
合掌。
kaoru1107 |  2008.09.29(月) 22:05 | URL |  【編集】

★ kaoru1107 さん、こんばんは。

>“酸いも甘いも知った果ての知的なオポチュニスト”

なるほど、たしかにそんな例えがぴったりですね!
普通は人生の年輪を重ねてそんな味わいを増すものだと思うのですが、
この方は若い頃から華の中にも、必ず“苦さ”を含んでいた気がするんですよね。
引き際を見ても、本当にクールでプロ意識の高い俳優さんだったと思う。
好きなスターが逝ってしまうのは、本当に残念です。 
心からご冥福をお祈りしようと思います。
Carolita |  2008.09.30(火) 22:20 | URL |  【編集】

合掌

『 傷だらけの栄光 』『 評決 』『 ハスラー2 』が未見ですし、まだまだ観ていない作品がたくさんありますが、なんといっても『スティング』、あのポーカーのシーンのかっこよさはずば抜けていました。
感想はUPしていませんが、『暴力脱獄』も大好きな映画で、卵を食べ続けるシーンや、バンジョーを弾くシーンなど、名場面の連続でしたね。
『タワーリング・インフェルノ』は、完全にマックィーンに喰われていて、マックィーン派の自分としては、あのポール・ニューマンですら霞んでしまうマックィーンの存在感は凄すぎる!と、そっちで感動してたわけですが(笑)
天国では、映画の話より、レースの話の方が盛り上がるかもしれませんね。
micchii |  2008.10.05(日) 14:23 | URL |  【編集】

★micchiiさん、こんばんは。TBありがとうございます。

マックィーン派とニューマン派。
当時のファンは口を利かないほど二分していたそうですが、
ここでmicchiiさんとお話できるのも時代の流れというものでしょうか(笑)

そこでニューマン派としては『タワーリングインフェルノ』は、
あえてあの「押さえた演技」が良かったのだと思います!(笑)

下界ではいまだに大人げないことを言い合っていますが(笑)、
そうそう、天国では2人、きっとレースの話で盛り上がっていることでしょうね!
Carolita |  2008.10.06(月) 23:00 | URL |  【編集】

永久保存版

ひょっとしてもうご存知でしたらお許し下さい。
映画秘宝12月号、ニューマン派のCarolitaさんには永久保存版だと思います。
マックィーン派の自分でも、読んでるだけでうるっときましたから。
もしまだお読みになっていなければ、ぜひ!
micchii |  2008.10.27(月) 15:11 | URL |  【編集】

★micchii さん、貴重な情報、ありがとうございます!
そうなんですか!知りませんでしたっ、映画秘宝がそんなことになっていたとは!
コメントをいただいてさっそく会社近くの本屋へ行ってみたのですが、
残念ながら置いていなくて、大きな本屋さんへ出直してみますっ。

まぁ!micchiiさんも、うるっと?
どんな特集なのかしら~気になります! ぜひ読んでみますね。
Carolita |  2008.10.28(火) 21:59 | URL |  【編集】

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