スポンサーサイト

--.--.-- (--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

『 ギルバート・グレイプ 』

2009.08.09 (Sun)

もうすぐ お盆休み ですね。 皆さんはどんなご予定ですか?
故郷へ帰って、旧友や家族に会うのを楽しみにされている方もきっと多いことでしょう。
そこで今日は、ちょっと懐かしい作品をピックアップしてみました。

ギルバートグレイプ1ギルバート・グレイプ
(1993年/アメリカ 
原題:WHAT'S EATING GILBERT GRAPE ? )
【監督】 ラッセ・ハルストレム
【原作・脚本】 ピーター・ヘッジズ
【脚本】 ピーター・ヘッジズ
【撮影】 スヴェン・ニクヴィスト
【音楽】 アラン・パーカー/ビョルン・イシュファルト
【出演】 ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス
     /メアリー・スティーンバージェン
     /レオナルド・ディカプリオ/ダーレン・ケイツ



名匠 ラッセ・ハルストレム 監督の名作です。

それは・・・?

More・・・

舞台は、アメリカ中西部に位置する小さな町、エンドーラ。
ファーストフード店さえ一軒も無いひっそりとした田舎町に、今年も あの季節 がやってきました。

丘の果てから続く一本道の向こうから、連なって輝く銀色の光ー。

4人兄弟の長男、ギルバート (ジョニー・デップ) は、
知的障害を抱え今年18歳になる弟、アーニー (レオナルド・ディカプリオ) を連れて、
この季節に町を行き過ぎる、キャンピングカーの行列を見に来るのが毎年の楽しみ。

そんな中、一台のトレーラーがエンジン故障で思わぬ足止めを食うことに。
運転していた ベッキー (ジュリエット・ルイス) は、
母親と2人、しばらく町に滞在することになるのですが・・・?




先立たれた夫の死が受け入れられず、引きこもった 巨漢の母 。
その母親代わりをこなそうとする 長女 に、人目が気になる 思春期の妹 。
言うことを聞けない 知的障害の弟 を守り、必死で家族を支えようとする 長男のギルバート・・・。

こんなに近くにいるのに、お互いが抱えた深い心の傷 には触れぬまま、
長い年月、ただそっと必死で離れないように寄り添ってきた、ひとつの家族。
父親が残した今にも朽ち果てそうな手造りの家は、
彼らにとって、一番幸せだった頃の唯一の証 のようにも見えました。

「 家 」 を守ることが、家族にとっての幸せだと信じて疑わない、ギルバート。
床がきしめば厚い板を重ね、柱がぐらつけば添え木をあてては補強する。
表面だけをどんなに繕ってみても、家を支える 「 土台 」 は、
もう限界を超えていたのかもしれません。




そんな時、ギルバート は、遠い町からやってきた ベッキー と出会います。

自由奔放に旅をし、自分の思いに正直に生きる彼女の言葉に、
まだ見ぬ 新しい世界 があることを気がつかされる、ギルバート。

ベッキーとの出会いは、家族で支えあうというよりも、
皆が抱える同じ心の傷に向き合えないまま、いつしか 「 依存 」 しあっていたそれぞれに、
新しい自分への 「 自立 」 という一歩を踏み出すきっかけを与えてくれるのでした。




同じ屋根の下で毎日顔を見ていたはずなのに、
見ようとしていなかったことですれ違う、家族それぞれの “ 思い ” 。
それは、他人の目から見た方がよく見えることもあるのかもしれません。

ベッキーの 他人との心の距離のとり方 は、わたしにはとても理想的に思えます。
相手を変えようとして話を聞くのではないんですよね。
ありったけの思いを吐き出させることで、相手はいつのまにか 本当の気持ち に気づいてる。

それはたぶん、相手を心から信頼するからできることなんじゃないかな。
だから、皆、彼女には安心して心を開くことができた。 
そんな人に出会えたら、きっと人は変われるものかもしれません。



ケンカしても、世話をかけても、悲しませても、
ぶつかって吐き出された本音がたとえお互いを傷つけたとしても、
愛してさえいれば、その全てを受け止めて傷を癒せるのもまた、家族だから。
壊してしまった 信頼という土台 を、
また一から積み上げることができるのもまた、家族だから。

わたしは、久しぶりに手に取った ギルバート・グレイプ を見ながら、
ハレストレム 監督が描きたかったのは、そんな家族の姿だったんじゃないかと感じたのでした。


ギルバート・グレイプ は、
いろんな 家族のかたち がある現代だからこそ見直してほしい一本。
若かりし頃の、ジョニー・デップレオナルド・ディカプリオ の素晴らしい名演が
きらめきを添える、人間ドラマの名作。

家族との時間が増える夏休み。
懐かしい名作で感動を分かち合うことも、大切な夏の想い出になるかもしれませんね。

banner_02.gif






テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

16:45  |  アメリカ映画  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

この作品は、「シザーハンズ」「妹の恋人」などど共に、ジョニー・デップが私のお気に入り俳優となるきっかけとなった映画です。
基本的に、一度観た映画を、もう一度観るということがない私ですが、10数年たって再び観て、感じ方が変わったかどうか、確かめてみたい気がしてきました。
オルサ |  2009.08.09(日) 20:30 | URL |  【編集】

★オルサさん、いらっしゃいませ。
『シザー・ハンズ』に『妹の恋人』、懐かしいですね~!
この頃のジョニー・デップは、わたしも特に好きなんですよ。
昔リアルタイムで観た時と今見直すのとでは
心を動かされるポイントがやはり違ってきますよね。
それを知るのはちょっと不安もあるのですが、
名作はまた新たな発見があって、ついつい観ちゃいます(笑)


Carolita |  2009.08.10(月) 22:56 | URL |  【編集】

Caroさん、こんにちはv-266
私もこれ観てるはずなんですけど、もうすっかり内容を思い出せなくなってしまってて(;一_一) (笑;)
これを読んで今度の連休にゆっくり観ようと思いましたv-265
私のお盆休みはこれからなので♪
多分、真剣に観てなかったんでしょうね~(*_*; もしくは内容を把握できてなかったか…
あ~~あの頃私は若かった~~ぁv-82
ジル |  2009.08.15(土) 20:59 | URL |  【編集】

★ジルさん、いらっしゃいませ~!
お盆休み、これからなんだ!よかったですね~。
こちらは明日からの社会復帰が憂鬱な日曜日を迎えています(笑)

古い映画もいいものですよ~。
歳を重ねてから観ると、また違った見方ができますから、
わたしはその発見がいつもとても楽しみなんですよ。
まぁ中には「こんなにショボかったっけ??」と思うものもありますがっ。

ジルさんにとって楽しい夏休みになりますように~♪
Carolita |  2009.08.16(日) 22:28 | URL |  【編集】

大好きな映画です!

印象的なシーンは山ほどありますが、ギルバートが不倫相手の女性になぜ自分を選んだのか聞いた時に、あなたなら町から出て行かないからと、そんなことを言われるシーン、あのジョニー・デップの表情は今でも覚えています。

あと、車がお母さん側に大きく傾くシーンがお気に入りです(笑)
micchii |  2009.08.19(水) 15:38 | URL |  【編集】

★micchii さん こんばんは。

お好きな映画でしたか! 
ええ、あのシーン、印象深かったですね。 まさかあんな答えが返ってくるなんて、
ジョニー・・・いえいえ、ギルバートも真っ青だったことでしょう(笑)

そうそう、大きく傾いてましたよね~っ。
お母さんが警察署長に詰め寄るシーンも好きなシーンです。
どの俳優もみな甘酸っぱいいい表情をたくさんみせてくれた作品でした。
ああ、やっぱりハルストレム監督とまた組んでほしいものです!
   



> 印象的なシーンは山ほどありますが、ギルバートが不倫相手の女性になぜ自分を選んだのか聞いた時に、あなたなら町から出て行かないからと、そんなことを言われるシーン、あのジョニー・デップの表情は今でも覚えています。
>
> あと、車がお母さん側に大きく傾くシーンがお気に入りです(笑)
Carolita |  2009.08.19(水) 22:10 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://carolitacafe.blog9.fc2.com/tb.php/318-373ab18a

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。