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初春に『マイ・フェア・レディ』

2010.01.03 (Sun)

2010年 明けましておめでとうございます!

昨年中はかなりマイペースな更新でしたが、
たくさんの皆さまと交流できたことを心より感謝しております。

これからも素敵な映画の話を皆さまと語りあえたらうれしいです。
本年も 「 Caroli-ta Cafe 」 をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、毎年最初に書く記事はどんな映画にするか迷うのですが、
今回は 今年のマイ・テーマ にぴったりの名作をピックアップしてみました。

マイ・フェア・レディ
( 1964年/アメリカ 原題:MY FAIR LADY )
【監督】 ジョージ・キューカー
【原作】 ジョージ・バーナード・ショウ
【脚本】 アラン・ジェイ・ラーナー
【音楽】 アンドレ・プレヴィン
【出演】 オードリー・ヘプバーン/レックス・ハリソン
    /スタンリー・ホロウェイ/ウィルフリッド・ハイド
    =ホワイト/グラディス・クーパー
    /ジェレミー・ブレット/セオドア・バイケル








1964年アカデミー賞にて、
作品賞・監督賞・主演男優賞・撮影賞・音楽賞・美術監督賞・衣装デザイン賞・音響賞の
8冠 の栄誉に輝いたミュージカル映画の決定版ですね。 
あまりに有名すぎますので、さまざまな裏話はここでは割愛したいと思います。
さて、それは・・・?



More・・・

主人公の イライザ (オードリー・ヘプバーン) は、ロンドン下町の貧しい花売り娘。
ある雨の夜、舞踏会帰りのセレブたちに花を売りに来た彼女は、
偶然、音声学の権威・ ヒギンズ教授 (レックス・ハリソン) と出会うことに。




聞いたこともないほど下品で強烈な彼女の田舎なまりに興味をそそられた教授は、
つい、こんなことを豪語してしまいます。

「 私が教えれば半年で大使館の舞踏会へ。メイドか高級店の店員にもなれる! 」

友人の ピカリング大佐 (スタンリー・ホロウェイ) と賭けをした ヒギンズ教授 は、
イライザ を最高の貴婦人に教育すべく、自宅に住まわせ特訓を始めるのですが・・・?




冒頭 3分22秒 を飾る、満開に咲き乱れた清楚で可憐な花々・・・。

こぼれ落ちそうなほど幾重にも重なった白い花びらは甘い香りを漂わせ、
名曲とともに、めくるめく夢の世界へわたしたちを誘う(いざなう)、道しるべ。
ただ見ているだけで、フワッと幸せな気分に包まれるオープニングは、
まさに 初春にふさわしい華やかさと気品 を纏っているようです。


あんなに訛ってお下品な高笑いを連発していても、
やっぱりキュートに見えてしまう、ヘプバーンの魔法は永遠ですね。

女性嫌いで堅物のヒギンズ教授に言いたい放題の生意気な下町娘から、
少しずつ洗練されたレディへと磨き上げられていく 不滅のシンデレラ・ストーリー は、
時代を超えて今なお間違いなく、わたしたちの心をとりこにしてしまいます。




特にわたしがとても好きなのは、インターミッションを経た後半部分。
舞踏会デビューを見事成功させ大喜びする教授や大佐とは裏腹に、
空しさを胸につのらせるイライザを、カメラは遠くからずっと画面の端っこに追い続けます。

美しく装い、美しく振る舞い、美しい言葉を話せば、メイドにだって高級店の店員にだってなれる。
はき溜めの暮らしを抜け出して新しい自分に生まれ変われば、きっとすべてがうまくいくはず・・・。

なのに悲しげな表情を浮かべていたのは、薄汚れたドレスを着た貧しい花売り娘ではなく、
美しいドレスに身を包んだ、まぎれもない貴婦人に生まれ変わったヒロインでした。

心の居場所を見失い、レディになった自分にもっと優しく接してほしいと訴える イライザ に、
ヒギンズ教授 は、いつもの調子でこう答えます。

「 礼儀作法などは大した問題ではない。大切なのは、誰にでも同じ態度を取ることだ。 」 


あんなに素晴らしいレディに生まれ変わらせておいて、
おいおい今更そんなこと言っちゃうの!とツッコミたくなりそうですが(笑)、
それって、とても大事なことじゃないかと思うのです。

わたしが不滅のシンデレラ・ストーリーの先に感じるものは、
容姿や身分や職業に惑わされず相手の本質と向き合うことの大切さ という、
時代を超えた普遍のテーマ。
飲んだくれだったイライザの父親も、
名誉を得て金持ちになったことが幸せかどうかわからないと語りかけます。

名画といわれ愛され続ける所以は、意外と些細なセリフの中に隠れているものかもしれません。

人生を心豊かに生きるには、うわべの美しさだけではなく、
言いたいことを言い合える飾らない自分を理解してくれる人がそばにいてくれることー。

そんな大切なことにやっと気がついた2人が迎えるエンディングは、
決してウィットを忘れない名匠 ジョージ・キューカー 監督ならではの名場面ですね。

ちょっぴり大人になったイライザを、見守るような等身大の微笑で演じた ヘプバーン と、
男のうれし涙は帽子で隠すもんだと教えてくれた、レックス・ハリソン

意地っ張りの2人が魅せた、何度見ても顔がほころぶ最高に幸せなハッピーエンドは、
わたしの心に一足早い春風を運んでくれました。



ところで、マイ・フェア・レディ といえば、最近こんなニュースが。
ご存知の方も多いかと思いますが、
近々 リメイク版 が製作されることが決定しているそうですね。

そこで最も気になる主役のイライザ役ですが、
一時決定したと報道された キーラ・ナイトレイ をはじめ、
スカーレット・ヨハンソンアン・ハサウェイ など、まだまだ様々な名前が挙がっているとか。
監督もウワサが二転三転しており、今だ決定していないそうです。

久しぶりにこの映画を観てリメイクはあまりにも無謀じゃないかな~と痛感したところですが、
みなさんはどうお感じになりますか?



さて、新年を迎え、ブログ左上プロフィール欄の今年のテーマを更新しました。

2010年のマイ・テーマは、「 私らしくー。 」


楽しい映画も、悲しい映画も、面白い映画も、コワい映画も、
自然体に感じたままを “ わたしらしい ” 言葉で皆さんにお伝えできればと思います。

今年も皆さんが素敵な作品とめぐり合えますように!

本年も 「 Caroli-ta Cafe 」 とお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。


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テーマ : 恋愛映画・ロマンティックコメディ - ジャンル : 映画

00:07  |  アメリカ映画  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

Comment

お久し振りです

最近更新頻度が激減してしまったのはこちらも同じでした。なかなか手がつかず申し訳ありません。
久し振りにCaroli-taさんの口上をお聞きできて張り合いが出ます。ありがとうございます。
マイフェアレディのリメイクとは大胆なアプローチですね。もし、日本でやるとしたら…。私なら男の子版にしてしまいます。その方が時代の気分にも合うでしょうし、テーマも一歩深められそうに思います。勿論、ハリウッドでなら話は別ですが…。本年もよろしくお願いいたします。
kaoru1107 |  2010.01.03(日) 13:11 | URL |  【編集】

★kaoruさんへ

明けましておめでとうございます。
kaoruさんもお忙しそうですね。お元気そうで安心しました。
こちらこそすっかりご無沙汰してしまい申し訳ありませんっ。

はい!初春の口上はおめでたい感じで(笑)
kaoruさんはやっぱりジュリー・アンドリュース版でご覧になりたかったでしょうっ。男の子という発想の転換、面白いです!キーラ・ナイトレイが有力だそうですが、ヘプバーンのイメージに逆に近すぎると思います。ヨハンソンなら、金髪のイライザ??いずれにしても、相当なチャレンジですね。

マイペースな更新になるかと思いますが、今年も変わらずよろしくお願いいたします。
Carolita |  2010.01.04(月) 21:20 | URL |  【編集】

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