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ヴェネチアの巨匠達

2005.09.03 (Sat)

北野武監督が、今年もやってくれました!

開幕まで、情報が一切極秘にされた最新作「TAKESHIS’」
突然のサプライズ上映&コンペ出品から始まった、今年のヴェネチア国際映画祭



62回目を迎えるヴェネチア国際映画祭は、カンヌベルリンと並ぶ世界3大映画祭の一つ。
メイン会場は、アドリア海に面したイタリア・ヴェネチア本島の東南部に浮かぶ、 「リド島」
この細長~い島は、世界中からヴァカンス客が訪れる高級リゾート地で・・・?

More・・・

あのビスコンティ監督の名作「ヴェニスに死す」で登場した海水浴用の小屋が並ぶ、
細長~いビーチがあることでも有名ですね。


もともと、このヴェネチア国際映画祭は、
イタリアで2年に一度開催される世界で最も古い芸術祭、
「ヴェネチア・ビエンナーレ」の第18回(1932年)の時、初めて設けられた映画部門から
始まったもので、国際映画祭としては世界初と言われています。

その過去の受賞作には、黒澤明監督羅生門
手塚治虫原作のアニメ映画 ジャングル大帝
そして北野武監督HANA-BI 』 『 座頭市 といった日本を代表する巨匠がズラリッ! 
その点で、日本を初めとするアジアの巨匠達を愛するヴェネチア映画祭は、
日本人にとっても馴染み深い映画祭と言えるかもしれませんね。

さて、巨匠といえば、世界の映画監督の名匠・巨匠と呼ばれる選りすぐりの15人が集まって
作られた、なんとまぁ豪華なオムニバス映画がコレ、
10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス (2002年)
                  ( 原題:TEN MINUTES OLDER: THE TRUMPET)
10ミニッツ・オールダー/イデアの森 (2002年)
                  ( 原題:TEN MINUTES OLDER: THE CELLO)
【製作国/2作品共通】イギリス/ドイツ/スペイン/オランダ/フィンランド/中国
参加した監督達が、3大映画&アカデミー賞での受賞歴を合計すると、
その数、なんと60冠!というから驚きます。
この2本は、2002年のヴェネチア国際映画祭の特別招待作品として上映されました。



“10ミニッツ”というタイトル通り、作品は全て“10分”のショートストーリー。

トランペットの若々しい響きが7編をつなぐ 人生のメビウス には、
アキ・カウリスマキ、ヴィクトル・エリセ、ヴェルナー・ヘルツォーク、ジム・ジャームッシュ、
ヴィム・ヴェンダース、 スパイク・リー 、チェン・カイコー
といった7人の監督が。


ぬくもりのあるチェロの音色が包み込む8編を収めた イデアの森 では、
ベルナルド・ベルトルッチ、 マイク・フィギス、イジー・メンツェル、イシュトヴァン・サボー、
クレール・ドニ、フォルカー・シュレンドルフ、マイケル・ラドフォード、
ジャン=リュック・ゴダール
8人の監督が参加。


全ての監督に「テーマは“時間”」「上映時間は10分」「限られた予算」
そして「限られた製作期間」という、誰もが平等の条件が課され、
そのもとでそれぞれの監督の解き放たれた感性が凝縮された10分間は、
「へぇぇ~!」と驚かされたり、「うぉ~っ!」とショックを受けたり、「じ~ん・・・」とグッときたり、
中には、最初から最後までじっくりちゃんと見たんだけど、
「監督ごめんなさいっ!意味が分かりませんでしたっ!」だったり(笑)の連続!

製作にあたっては実験的な意味合いが大きかったそうですが、
それでも何より、普段の生活でほとんど意識することなく過ごしている
「10分間という時」を、“ たった10分 ” とも “ もう10分 ” とも感じさせないところがスゴイと思う。
「映画」は、時間の長さだけじゃないってことを、改めて教えられた気がしました。
これまであまり短編映画って観たことがなかったけれど、
う~ん、やっぱり映画って、奥が深いんだわぁ~。

ちなみに私が好きだったのは、
人生のメビウスでは、ヴィクトル・エリセ監督(スペイン)の「ライフライン」


イデアの森では、ベルナルド・ベルトルッチ監督(イタリア/「ラストエンペラー」)の「水の寓話」


マイケル・ラドフォード監督(インド/「イル・ポスティーノ」)の「星に魅せられて」


モノクロの映像と、ゆったりと流れるファンタジックな展開に心が和みました。

また、イシュトヴァン・サボー監督(ハンガリー/「メフィスト」)の「10分後」は、

「10分後に人生が逆転してしまうなんて事が誰にでも起こるかもしれない」ことを、
実に分かりやすく表現していたし、

クレール・ドニ監督「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」では、

「じっくり向き合って語り合う10分間は、くだらない1時間のおしゃべりよりも価値がある」
と思えたし、

ドキュメンタリー・タッチのヴェルナー・ヘルツォーク監督(西ドイツ)の「失われた一万年」は、

文明の波”を10分の“”に置き換え、長い間守り続けられたものが破壊される一瞬を
独自の視点で描き出していたし・・・。

どれをとっても、巨匠達が用意した15人15様の独特の設定や映像をたっぷりと堪能しつつ、
これから迎える秋の夜長に、人生の深み哲学について、
一人ぼ~んやりと物思いにふけりたくなる2本です。

さて、今年のヴェネチア国際映画祭のコンペ作品は、全部で20本
今年は、日本作品のコンペ出品はないと伝えられていただけに、
突然の北野武監督の出品は、9月10日の授賞式まで話題を振りまいてくれそうっ!
その他コンペのライバルには、先月末全米公開されたばかりの「ブラザーズ・グリム」や、
グウィネス・パルトロウ主演作「プルーフ」など、ハリウッド映画も含まれているんですって。

さぁ、今年のヴェネチアからは、どんな作品が世界を沸かせてくれるのかなぁ~??
楽しみですっ!

♪ イタリアの『ヴェネチア』へ行ってみたいですか?
    ↓

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テーマ : DVDで見た映画 - ジャンル : 映画

21:38  |  世界三大映画祭  |  Trackback(0)  |  Comment(9)

Comment

どうも私には・・・

映画監督としての北野武と芸人としてのビートたけしのギャップが
理解できないでいます。
「世界まるみえ・・・」だったかな?というTVでおちゃらけている人が
あのような映画をつくるとは。

でも、前からちょっと気になることが。
彼が作る映画って主演も本人ですよね。
今度は他の役者さんが主演する映画を観てみたいものです。

こんなことを書く私って、彼の映画を理解していないのかも。
ZEISS |  2005.09.03(土) 22:07 | URL |  【編集】

すいません、管理人にだけ表示ボタンを押してしまったようです 笑

後、誠に勝手ながらリンクさせて頂きました。
もし今後映画太郎のブログ、サイトを見てよろしければ相互リンクお願い致します。また遊びに来させて頂きますね^^
映画太郎@映画de成功法則 |  2005.09.03(土) 22:37 | URL |  【編集】

こちらこそごぶさたでした。ベネチア映画祭。。。なぜか映画会社にいたのに一度も行ったことがないのです。ぐすん・・・。
でもヴェネチアは大好きです。また行きたいです。
mappy |  2005.09.04(日) 05:04 | URL |  【編集】

こんにちは

私、昨日はじめてTAKESHIS'の存在を知って、すっごい見たくなりました(>∀<)
日本の作品がヴェネチア映画祭に出品されるのはすごくうれしいですvv
わさ |  2005.09.04(日) 09:52 | URL |  【編集】

お返事遅れてごめんなさいっ!

★ZEISSさん、こんばんは!
いやいや、そんなことないですよ! 私も実は理解できたのは「座頭市」くらいでしたから、
同じようなものですよ(笑)
「座頭市」は、ラストの下駄タップが、やっぱり圧巻だった!
勝新太郎で完成されていたものを、よくぞあそこまで一級のエンターティンメントに進化させたと、
脱帽ものでしたものっ!
まぁ、今回の最新作は、残念ながら、評判はイマイチ・・・だったそうですが、
本人が出演せずに、役者だけでどう料理するのか、私もぜひ観て見たいな~♪


★映画太郎さん、『10ミニッツ・・・』はレンタルされていますよ!
まだ今の時期なら、準新作・・・あたりに並んでるんじゃないかな?
短編映画って、ミニシアターなどで短い期間でしか上映されない事が多く、
なかなか見る機会がないので新鮮ですよねっ。
10分なので、面白くなくても許せたりして(笑)
あっ!リンクの件も、ありがとうございます。
つたないブログですが、また一人お友達ができて、すごーく嬉しいです!
こちらこそ、太郎さんのブログをリンクさせて頂いていいですか?
今後とも、ヨロシクお願いしますっ♪


★わささ~ん、いらっしゃいっ!
ホント、北野武監督の突然のサプライズは、ビックリでしたよね~。
でも、いつもは“たけし”なんて呼び捨てにしている私ですが、
映画の話の時はフルネーム“北野武監督”なんて改まって書いちゃうのが
ちょっと照れくさい感じだったりしてます(笑)
ちょっとだけ予告編見ましたが、松村とか出てましたねっ。
ハチャメチャなことをやりたかったのかな~??
結果は、乞うご期待ですねっ♪
Carolita |  2005.09.04(日) 19:39 | URL |  【編集】

mappyさんへ

★遊びにきて下さって、ありがとうございます!
あれれ?どうもお返事コメントの順番が前後してしまったみたいですっ。
失礼しました(汗)
mappyさんなら、ヴェネチアはお仕事で行かれたかな~?と思ってましたよ。
でも、カンヌをご存知なんて、うらやましい限り!
また、そちらへもおじゃましますね~っ♪
Carolita |  2005.09.04(日) 19:48 | URL |  【編集】

大阪に・・

ちょっと仕事で、大阪に行っていました。
たまたま他のお遊びもあったのです。なななんと福岡からバンドさんが
来ていました。なんだか日本も狭いのね!大阪が中間地点かなぁ・・

正直言ってわたしは苦手です。「たけしはたけし」才能と努力と運は認めるけど
映画は別物ではないでしょうか!「座頭市」は飛行機で見たのですが英語の字幕に
突っ込みいれて楽しませてもらいました。ちっと辛口ファンの方すみません!
芸人の「たけし」は嫌いじゃないよん!
べぶ |  2005.09.04(日) 22:23 | URL |  【編集】

こんばんは!

大型で強い勢力を持った台風が近づいています。
くれぐれもお気をつけ下さいね。
ZEISS |  2005.09.06(火) 00:48 | URL |  【編集】

★べぶさん、お帰り~なさぁいっ! 寂しかったですぅ。くすん。
大阪?いいとこでっかぁ~??(えせ関西人のまね!(一人で爆))
福岡のバンド? ロック・バンド?めんたいロックやけんねって言いたいトコですが、
今の博多では、そんなバンドも少なくなったもんです。
今度福岡のバンドにであったら、ぜひ『昭和ってライブハウス知ってる?』などど聞いてみてください!
きっと、博多通だと思われて、話が盛り上がること間違いありません!
甲斐バンドや武田鉄也、陣内孝則などなども昔歌ってたトコです。
さて、たけし・・・。最新作は、自分で斬ってましたよ(笑) 次回作に期待です!


★ZEISSさん、わぁ、お見舞いありがとうございます!
私は福岡市内に住んでいるので、上陸は明日昼頃の予定です。
今はまだ雨風それほどでもないですが、とりあえず、ベランダの植木の非難は済ませました。
実は、明日は会社は自宅待機・・・となってお休みなんですよ!
休みは喜びたいけど、すでに被害に被災された方もいらっしゃるので複雑です。。。
何事もないように、一緒に祈っていてくださいね。
Carolita |  2005.09.06(火) 02:53 | URL |  【編集】

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