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ポール・ニューマンの「ハスラー」

2005.10.04 (Tue)

昨日は、レンタル屋恒例100円デー
せっかくだから、古い映画でも借りとこうかっ、と物色していたら、
あった、あった、久しぶりにこんなモノを発見!

わぁ~、流行ったよね~。80年代は、コレ が大ブームだった。
バブルの頃にも、街の至る所にこの店がオープン、
きっと皆さんの家の近所にもあったんじゃないかな~?

特に男性陣は○○○○気取りで、この遊びにもう夢中! 
私も教えてもらって、カッコつけて台に腰掛けて打ったりして、コケッと外してましたが(笑)。
オホホッ、それもまた、若かりし頃のいい思い出ですよっ。

さぁ、もうお分かりですね? 私が見つけた懐かすぃ~い映画とは・・・?

More・・・

そう! 30代以上の皆様には、懐かし過ぎる ビリヤード
皆さんも、きっと一度くらいは 「ナインボール」 やったことあるでしょ?

ハスラー ( 1961年/アメリカ 原題:THE HUSTLER )

【監督】 ロバート・ロッセン
【原作】 ウォルター・テヴィス
【脚本】 ロバート・ロッセン/シドニー・キャロル   
【出演】 ポール・ニューマン/ジャッキー・グリーソン
     /パイパー・ローリー/ジョージ・C・スコット



60~70年代を代表する往年の大スター、ポール・ニューマン が見せた、
まさに人間ドラマの傑作!!

初めて観たのは少女の頃だったから、ストーリーがどうとか言う事は、ほとんど覚えていなくて、
ただ、アイドルのようにニューマンがカッコよかったという事だけ記憶に残ってました。

そして、20数年振りに見直して思った。
「シッ、シビれた・・・!」



もうとにかく・・・オープニングが歯がゆいくらいにカッコいいのですよ~!

そこは、通りすがりに立ち寄った場末のプール・バー。
モノクロームの映像は、燻らすタバコの煙を浮き上がらせる。
男達は薄暗い照明の下で プール・ゲーム にふけり、やがて一人の男が勝負を仕掛けた。
ピンと張り詰めた空気の中、予告どおりポケットに沈められたのは、際どい角度の 9番 ボール。
そんなスリリングなビリヤードの場面から一転、
ホーンのテーマがカットイン、オープニングクレジットが流れて・・・。

天性のキュー・テクニックを武器に、
賭けビリヤードの世界で成り上がろうとする若手ハスラー、
疾風のエディ ” に、ポール・ニューマン


冷静沈着な、シカゴ一のナンバーワン熟年ハスラー、“ ミネソタ・ファッソ ” に、ジャッキー・グリーソン






汚れなき心で エディ を愛し、ひたむきに尽くす女、“ サラ ” に、
パイパー・ローリー



そして、勝負の表と裏を知り尽くし、
業界の黒幕でもある
賭博師バード ” に、
ジョージ・C・スコット



・・・と、完璧なキャスティング。

そして、映画が始まって早々、いきなりクライマックスのような山場に圧倒されます。
それは、若さに過信し、野心で満ち溢れていた エディ の転落のプロローグ。
シカゴでは神様と呼ばれる ファッソ に闘いを挑んだ、連続36時間以上のゲームシーン。
これはもう、「たかがビリヤード・・・」 とは、とても言えない壮絶な場面です。

眠りもせず、食べもせず、どちらかが 「やめた!」 と言わない限り、決して終わることのない勝負。
勝ち負けを繰り返し、飛ぶように行き交う大金。


時間の経過と共に伝わってくる疲労と、何かにとり付かれたような極限の精神状態で
球を突き続ける様子には、ただただ、息を殺してスクリーンを見つめるばかり。
そして、遂に敗れ、全ての財産を失ったエディの人生は、
この勝負を機に、一気に坂道を転げ落ちるように転落を始めるのです。

一言で ビリヤード と言っても、使用する台によって呼び方が違います。
ポケットの ない 台を使ってゲームするのが、キャロム・ビリヤード
ポケットが ある 台を使うのが、プール、又は ポケット・ビリヤード
ちなみに、キュー とは、玉を突くスティックのことですね。

後者のプール・ゲームでは、ナインボールエイトボール がよく知られていますが、
エディの専門は、その両者ではなく テクニック が物を言う ストレートプール という競技。

その天才的なテクニックを持ちながらも、どうしてもトップに立てない エディ が味わう、
苛立ち、挫折、迷い、過ち、後悔、苦悩・・・。
それは生きていく上で、私達の誰もが一度は味わう、苦い経験 なのかも知れない。



人の価値とは、勝ち負けで決まるものなのか?
生きる上で、一番大切なものとは何なのか?


そんな普遍的なテーマを、
賭けビリヤードの世界に生きる男達の、生き様の底に根深く沈めながらも、
「そんな濃厚なドラマも、
場末のプール・バーで日夜繰り返される些細な出来事に過ぎないんだぜ・・・」

と言わんばかりに憎らしいほどクール!に描き出したのが、この ハスラー

幼い頃は裕福な家庭に育ち、後にエール大学で演劇を専攻した ポール・ニューマン
そんな当時としては恵まれた環境で演技を学び、
トップスターへの階段を昇り始めていた彼が、
落伍者 の烙印を押された主人公という、対照的な役柄を熱演。

彼が見せた、栄光と挫折の隙間で揺れ動く苦渋の表情は、
決してルックスだけではない確かな実力と、
この頃から既に大スターの風格さえ感じさせます。

そして、伝説のハスラー 疾風のエディ が、キューを置いたあの日から 25年後 の続編が、

THE COLOR OF MONEY 』( 1986年/アメリカ 邦題:「ハスラー2」)


監督は、『 タクシードライバー 』『 アビエイター 』マーティン・スコセッシ
出演は ポール・ニューマン に、若き日の トム・クルーズ

その豪華な面子にビデオで再会した時は、さらに「おおっ!懐かすうぃ~!」と、感激の嵐(笑)。
その昔、立ち見でやっと観た中洲ピカデリーの映画館の様子を思い出しました。

すっかり久々の ハスラー にシビれた私は、
「ちょっと玉でも突きに行っちゃう?行っちゃう?」
一人で盛り上がりつつ、一気に ハスラー2 も鑑賞。。。

う~ん、目で演技する ポール・ニューマン は、やっぱりシブイ・・・シブ過ぎる。
トム も、すぐに踊りたがるハジけた若手天才ハスラーを熱演。


また、スコセッシ監督 のスピード感あふれるボールの捉え方も、凄くエキサイティング!
現役を退いたエディが新たな希望を見つけ、挫折し、そして再起するまでを描いた
ハスラー2 は、何よりその年に 還暦 を迎えた ポール・ニューマン 本人の、
並々ならぬ気合に圧倒される一本!

彼は、1955年のデビューから 7回 アカデミーにノミネートされていますが、
本作で、念願の 主演男優賞を受賞
そりゃあ、もうあの ハスラー を知っている人なら、エディカムバック!
しただけで感無量のはず!
円熟味の中のセクシーさと卓越した演技を目の当たりにすれば、賞をあげたい気持ちも納得です。

ところで、ニューマンは、スコセッシ監督 と組んでアカデミーに輝いたワケですが、
スコセッシ監督と組みながら ギャング・オブ・ニューヨークアビエイター と、
アカデミーを逃し続けているお方といえば、レオ様こと、レオナルド・ディカプリオ

なんと、またまたスコセッシ監督とのコンビで、
今度は、レオ様が ルーズベルト大統領 に扮し、伝記映画を製作する
というウワサが・・・。

まぁ、8回目で受賞したポール・ニューマンの前例もある事ですし、
レオ様はよっぽど気が合うんでしょう、こうなりゃスコセッシ監督とは、
アカデミーを受賞するまで意地でもがんばって欲しいものです(笑)


あらら・・・ハスラー から、だいぶ話が脱線しましたが、今週末はまたまた3連休ですね!
久々にバブルの想い出にふけりながら、玉突きにでも行っちゃおうかしらっ(笑)♪ 




♪ 『 ビリヤード 』 やったことありますか?
    ↓

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テーマ : DVD - ジャンル : 映画

20:19  |  クラシック名画  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

あらっ!

ハスラー2はスコちゃんの作品だったんだぁ~。(殴)
しょうもない!って思ったわたしは、素人かぁ??
でもでも、ポール・ニューマンの方がなんだか良かったのですよ!
男の後ろ姿・・・

わたしは、一時凝りましたビリヤード!
今はTVで見るだけですが、「スヌーカー」が面白いです。
イギリスではもっぱら多いプレイらしいですが、日本ではなかなか・・・
競技として面白いですよ!


いくら |  2005.10.05(水) 22:56 | URL |  【編集】

遅レスでゴメン!

★いくらさん、おはよ~!
今週は連休前で仕事が忙しくバタバタしてました。はぁ、やっと休みだぁ~。
さてさて、ビリヤード、今では見るのが楽しいねっ。
へぇ~「スヌーカー」?聞いたことあるけど、どんな競技かな??
イギリスでは、紳士のゲームなんですよね!
日本では今は下火だけど、またブームがやってくるかもねぇ。
その時のために、お互い腕磨いとこっか!(笑)
Carolita |  2005.10.08(土) 09:16 | URL |  【編集】

ハスラー

見たことはありませんが、いい映画だと評価されています。
ポールニューマンは好きなのに、見ていないとは・・・
今度借りてみよう。

私はスティングでの演技が光っていたなと思います。
本件とは別の話になりますが、スティングは大好きな映画です。

文章の上から4行目から6行目がなければ、○○○○のところには
「中村主税」と入れてウケを狙おうとは思いましたが(笑)
国定忠治のようにはいかなかったですね・・・
ZEISS |  2005.10.09(日) 09:30 | URL |  【編集】

中村主税

★ZEISSさん、おはようございます!
あっ・・・○○○○で昼行燈ときましたかっ。 
ブフフッ!その名でウケてしまう私は、やっぱり年は隠せませんでした(笑)

『ハスラー』、機会があればぜひご覧下さいませっ。シビレますよ!
『スティング』も、良かったですよね! 私も大好きな映画なんですよ。
なにせポール・ニューマンやスティーブ・マックイーンは子供の頃の
大スターでしたものっ!
特に、マックイーンは、もし生きていたら、どんなおじいちゃんになっていた
かしら・・・?と、今でも思うんですよ。
そんな二人が共演した『タワーリング・インフェルノ』は、何度観たことか・・・!
Carolita |  2005.10.10(月) 10:25 | URL |  【編集】

*ご無沙汰申し訳ありません...

**Carolitaさん、お邪魔いたします、

先の3連休、東京は雨がちで今一つ遊び等々に弾け切れず、
今一つ休み足りない((^^;ダーリン/Oh-Wellです、

◇『ハスラー』、『ハスラー2』、
それぞれに良さがありますよね、

『ハスラー』…、
この当時のニューマンの屈折の格好良さってありますよねぇ...

ただ、この映画は、ニューマンとはまた異なる格好良さが、

ジャッキー・グリーソン、
ジョージ・C・スコット、

にあったなぁ、ニューマンに対するそれぞれの大人の重みが強烈...


***

―結構、主人公とヒロインのドラマは遣る瀬無い重さがあったっけなぁ、

エディ=ニューマンが各地で連戦連勝を重ねる辺りの畳み込み方が良かったし、
もう、何と言っても終幕の対決ですよね…、

これも何回か見ないと、この映画がはらむ本当の格好良さすら見落としてしまうかもしれませんね、
斯く云う僕も、時間を作って見直したくなっています!!(―思い出そうとして、思い出し切れないシーンとかあるし...(笑))

***

P.S)

先だっては、
「古代エジプト展に行ってきます」的な(^^)エントリーにコメントを頂きありがとうございました、

先刻、「古代エジプト展」鑑賞プチメモ(^^)をエントリー致しましたので、
お暇な折に遊びにいらしてくださいませ~
それでは、僕もまた遊びに参ります!!
ダーリン/Oh-Well |  2005.10.11(火) 03:51 | URL |  【編集】

いらっしゃいませ!

★ダーリン/Oh-Well さん、こんばんは!
『ハスラー』は、やっぱり大人になってからの方が、シビレ度数が高かったです。
最近は、古い映画をよく見直すんですよ。
大体が、小学生~中学生にかけて毎晩の洋画劇場で観たものがほとんどなものですから、
私も、かなり記憶が曖昧なんです。
でも大人になって改めてみると発見がいっぱいあって、実に新鮮で、やめられません(笑)
これからも、ボチボチアップしていきますので、ぜひまた遊びに来て下さいね!
後ほど、おじゃまさせて頂きまーす♪
Carolita |  2005.10.12(水) 23:00 | URL |  【編集】

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