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「イン・ハー・シューズ」

2005.11.23 (Wed)

昨日、やっと 『 イン・ハー・シューズ 』 を観ることができました。

前に2本ほど、この映画の関連記事を書いたほど、
とても楽しみにしていた作品です。( 過去記事は、以下をクリック!)

「キャメロンがやって来た!」9/24 
「『イン・ハー・シューズ』全米公開!」10/8 

まずは、オープニングにかかった ガービッジ で、思わずニンマリ。
もちろん内容と引っ掛けているのですが、いきなり懐かしい、あの「スチューピッド・ガール」
もってくるあたり、監督もニクイですね~(笑)   
ちょうど今から7~8年くらい前に、私の周りでは、いつもこの曲が流れていました。
その頃は、一番仕事が楽しくて楽しくて仕方がなくて、それをしていないと
本当の私じゃないなんて思ってたっけ。
そんな ガービッジ を聴きながら、一気に気分はあの頃の自分にフラッシュバック。

さて、その感想は・・・?

More・・・

きっといろんなご意見があると思いますが、私にはいろんな部分で共感できるステキな映画でした。
そして、中盤くらいからでしょうか、何でだろう? 
些細な言葉や表情に、理由より先に涙が出て仕方がなかった。

若い頃は、誰にでもひとつくらいは コンプレックス があるでしょう?
他人の目から見れば 「悩みなんてないんだろうなぁ」 と恵まれて見える人にも、
心のどこかに、一人で抱えた パンドラの箱 をしまい込んでいるのかもしれません。
例えば、この映画の マギーローズ のように。


歳をとったら、決して取り戻せない過ちや後悔が、自分を苦しめることもあるでしょう。
今なら 「もっとああしておけばよかった」 と理解できるのに、
きっと、あの頃の自分にはそれが精一杯だったんだ、と分かっているのに、
招いた結果は、心の深い傷となって刻み込まれ、
歳とともに、その痛みを分かち合う 相手きっかけ を失ってしまうのかもしれません。
例えば、この映画の エラ と姉妹の 父親フェラー氏 のように。


自分にあったぴったりの靴。サイズもバッチリで、靴ずれなんてしない。
きっと、それは誰もが憧れる、完璧な靴。
でも、果たしてこの世にそんな靴は存在するのでしょうか?

姉の ローズ は、そんな理想の靴を探し求めているけれど、ただ眺めているだけ。
妹の マギー は、自分で探そうともせず、人の物を欲しがってばかり。
自分の足で、探して、試して、痛くても慣らしていかなくちゃ、
どんなに歩いても平気な靴なんて、見つかるわけがないのです。

祖母の エマ は、自分が似合うと信じた靴を、娘や娘の婿に、無理やり履かせようとしました。
でも、それは彼らの好みじゃなかった。
彼らは、エマ にその気持ちを上手く伝えられないまま、2度とその靴を履くことはありませんでした。
やっぱり、靴は他人に与えられるものではなく 、自分で探すものなのかもしれません。

私にも6歳年上の姉がいますが、姉妹って、以外と難しいものですよね。
お互いの弱点を知っているから、ケンカになったら、決定的な言葉を叩きつけることもある。
それでも、何かあった時、互いに 「一番喜ぶこと」 をしてあげたいと思う。
だから、マギーの贈り物 には、泣けて泣けて仕方がなかったのかもしれません。


さて、もうひとつこの映画で楽しみにしていたのは、久々の シャーリー・マクレーン でした。
キュッとしまった表情の合間で、彼女がふっと見せる、滲んだような独特の笑顔・・・。
そう、それは昔とちっとも変わっていなくて、観ているだけで、また泣けてきた(笑)
特に印象に残ったのは、マクレーン 演じる エマ の、この一言。
「自分以外の人間の世話をするのは大変なことなのよ」

その時思いました。「だから、この役はマクレーンなんだ!」 と。
愛と追憶の日々 では、娘を溺愛する母親役で アカデミー主演女優賞 を獲得。
私には イン・ハー・シューズ が、その セカンドストーリー のようにも思えてしまって。


そして キャメロン もまた、前半の彼女と後半の彼女には、大きな違いが。
内面と向き合えない自分を、派手で愚かな行動で無意識に隠そうとしていた、痛々しい マギー
ありのままの自分と逃げずに向き合ってくれる人々と出会い、必要とされる喜びを知り、
自信を取り戻していく マギー
そこには、抑えた演技の中に、伸び伸びとした彼女の強い意思が感じられて、感動的でした。

そして、姉 ローズ役トニ・コレット 。
来日した時の大人の雰囲気とはガラリと変わって、
あの、なりふり構わぬ泣き顔に、何度もらい泣きをしたことか・・・ (笑)
「もう少し素敵な自分」 に憧れて夢見るだけの自分を、素直に語れる ローズ
そこには、どこにでもいそうなほど平凡で臆病だけど、
人一倍、優しい心をもった等身大の彼女がいて、心から共感できました。

感動させようとか、ここで盛り上げようとか、そんな意図が全く感じられなかったんですよ。
なのに、なぜか後から後から涙が込み上げてくる映画だった。
カーティス・ハンソン監督 のイメージが、ガラリと変わりました。
事が起きた時の、平静の合間に見せる表情や仕草だけで、充分気持ちが伝わってくる。
それはもしかしたら、サスペンスを極めた、深い洞察力が生きていたのかもしれません。

そして、スザンナ・グラントの脚本に、役者が皆、一人の人間として共感していたようにも思えました。
マギーも、ローズも、エマも、父親も、誰一人として肩に力が入っていない感じ。
登場人物一人ひとりが、等身大で、精一杯に自分の人生を生きている。
私は、そんなところがとても好きでした。
それが イン・ハー・シューズ の素晴らしかったところではないかと思います。

In her shoes「彼女の立場になって」「相手の立場になって」
それはきっと、姉妹でも、親子でも、親戚でも、夫婦でも、恋人でも、友人でも言えること。
そして、もし貴方が 「相手のために心を開いて」 あげられたなら、
きっと、変われる人がいるかもしれないということ。
イン・ハー・シューズ は、そんな大切な事を私に語りかけてくれた気がします


最後にここで、いつもお世話になっている皆さんの言葉をお借りしますね。
難読症という役柄にチャレンジしたキャメロンは、べぶさんがおっしゃるように、
「突っ込みすぎないところが良かった」。
キャメロンにとって、間違いなく人生のターニング・ポイントと言える作品になった
のではないかしら?
べぶさんの「ふつうの生活」~11/2In Her Shoes へ

そして、kayaさんのおっしゃるように、歴史に残る傑作という感じではないけれど、
きっと、人によっては、心の琴線に触れて忘れられない一本になる映画。
kayaさんの「The Unstrung Harp」~11/13IN HER SHOES (イン・ハー・シューズ)へ

私の予想では、キャメロンは、主演女優賞ノミネート。
シャーリー・マクレーンは、助演女優賞本命??
さぁ、皆さんは、どんな風にご覧になりましたか?

♪ 『 貴女だけの靴 』は、もう見つかりましたか?
    ↓

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テーマ : 音楽ニュース全般 - ジャンル : 音楽

14:52  |  女性必見!の映画  |  Trackback(6)  |  Comment(10)

Comment

キャメロン

Caroさん!ごらんになったのね~!いい作品よね・・・。泣けます。
わたしももう一度見たい映画です。言いたいことはすべて書いて下さったので
なんだか、読んだあとにふたたび感動に浸っています。

映画ってほっとにいいですね!
べぶ |  2005.11.24(木) 20:03 | URL |  【編集】

そうよね~

★べぶさん、良かったよね~っ(ウルウル)
あの、おじいちゃん教授が「A」をあげたのよぅね~(ウルウル)
シャーリー・マクレーンは、本当に久々にレッドカーペットに登場して
くれるんじゃないかと期待しています。
ほんと、よかったよかったっ。

記事に、べぶさん登場してもらっちゃった! エヘヘッ♪
感想、長くなったのに読んでくれてありがとう!
DVD出たら、絶対買うぞっ。
映画って、ほっといいもんですね!
Carolita |  2005.11.24(木) 21:18 | URL |  【編集】

また見たくなりました。

Carolitaさんの感想、待っていました♪
うんうん、そうそう、と頷きながら読みました。
もう一度、映画を見に行きたくなりました。

私には姉も妹もいないのですが、
もし居たとしたら、映画の中の二人の絆の強さも
もっとリアルに感じたかもしれないなぁと思いました。

気づくと涙が頬を伝っている・・・そんな映画でしたね。
平凡な表現ですが、人っていいな、と心から感じました。
わたしも、DVDは絶対に買いたいと思っています!
kaya |  2005.11.26(土) 00:50 | URL |  【編集】

遅くなりました!

★kayaさん、おはようございます~っ。
長い感想(笑)を、最後まで読んでくれてありがとう!
kayaさんにも、こっそりご出演して頂いちゃったっ♪

姉と私は歳も離れているし、正反対のところがあるんですよ。
なので、そんなことが頭をめぐって、余計にウルウルきちゃいました。
無意識に、自分との共通点を探してしまうのも、映画の楽しみかもしれませんね。
もし機会がありましたら、『愛と追憶の日々』を見直すと、さらにグッときますよっ!
私も、人っていいなって、心から思いました。
DVD、出たら買いましょうねっ♪
Carolita |  2005.11.27(日) 09:27 | URL |  【編集】

ごぶさたしてます!

女性を元気にしてくれる素敵な映画でしたね~。
Carolitaさんの感想、いつもながら素晴らしくて、
いろいろなシーンを思い浮かべてしまいました!!
私には、姉妹がいないので、ちょっと羨ましいです。
ルナ |  2005.12.04(日) 23:21 | URL |  【編集】

こんばんは!

★ルナさん、今夜は寒いですね~っ。
長い感想になってしまったのですが、読んでくださってありがとう!
私は、お兄ちゃんか弟が欲しかったんですよ。
なんか、弟なら「アネキ」とか呼ばれてみたかったです~(笑)
最近はお仕事落ち着かれましたか?
師走は何かと忙しいですが、お互いがんばりましょうねっ。
今年の天神のツリーは、大丸ペットボトルツリーが一番お気に入りですっ♪
Carolita |  2005.12.05(月) 21:47 | URL |  【編集】

こんばんわ。はじめまして。
これは試写会で観たんですが、満足です♪
私も妹がいるんですが、妹のこと、家族について
あらためて色々考えらされました。
いい映画です。
きよ |  2005.12.14(水) 01:50 | URL |  【編集】

いらっしゃいませ

★きよさん、こんばんは!
試写会でご覧になったのですね。私は、どうも当選率が低くて・・・(笑)
この映画は、身近な家族について考えさせられる映画でしたよね。
共感できる部分が多いと、心にいつまでも残りますもの。
そんな映画に、一本でも多く出会いたいですね。
Carolita |  2005.12.14(水) 20:59 | URL |  【編集】

こんばんは。

前半はシワくちゃなキャメロンのオーバーアクションが痛々しく、
このままのノリで最後までいったらどうしよう、、と思いながら観ていた辛口な私です…。
しかし、場面がフロリダに変わってからは俄然のめり込みました!
やっぱりシャーリー・マクレーンの登場は大きいです。
(“愛と追憶~”は私も大好きです。泣きましたぁ。。)
姉か妹がいればまた違った感情移入が楽しめたかもしれませんよね。。
私は弟がいるのです…それでもしっとりと心に染み入る素敵な映画でした♪
えみり* |  2006.04.24(月) 01:02 | URL |  【編集】

こんばんは~。

★えみりさんも、『愛と追憶・・・』で泣きましたかぁ!
うんうん、わたしも泣きましたです。。。
キャメロン、シワふえてましたよねっ。外国の方は、日本人ほど気にならないのでしょうかね??
シャーリー・マクレーン、まだまだスクリーンで観ていたいです。

まぁ、弟さんがいらっしゃるのですか?
いいなぁ~、私は男の兄弟がほしかったのですよ。
同性の姉妹がいると、たしかに感情移入しちゃうんですけど、
それ以上に、この映画のタイトルがステキだなぁと思いました。
「相手の立場になる」って、とても大切なことですものねった♪
Carolita |  2006.04.26(水) 00:45 | URL |  【編集】

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